レオパードゲッコーが慣れるまでにかかる時間は?慣れるための方法

レオパードゲッコーが慣れるまでにかかる時間は?慣れるための方法

レオパードゲッコーは、人には慣れない、なつかないと言われています。

レオパードゲッコーは、爬虫類のなかでも飼い主さんに慣れる可能性が高い生き物です。

しかし、飼育し始めてすぐに慣れるわけではなく、正しいコミュニケーションを取る必要があります。

そこで、レオパードゲッコーが生まれるまではどのぐらいの時間がかかるのが慣れさせる方法を詳しく紹介します。


レオパードゲッコーが慣れるまでの時間は?

レオパードゲッコーが、飼育環境や飼い主さんに慣れるまでの時間は一概には言えません。

しかし、餌の食いつき方を見ると、ある程度わかるでしょう。

レオパードゲッコーは、新しい生活環境では餌を食べなくなるケースが多いです。

レオパードゲッコーが餌をしっかり食べるようになり、落ち着いている様子であれば慣れてくれたと判断できます。

レオパードゲッコーが慣れるための飼育方法:飼育環境を整える

レオパードゲッコーは飼い主さんに慣れるまで,ある程度の時間がかかります。

警戒心が強いため、飼育し始めてすぐに慣れる事はありませんが、慣れると近寄ってくるようになります。

レオパードゲッコーは、視覚や嗅覚で人間の顔や住んでいる環境を判断します。

「安全な場所」、「危害を加えない人間」、「餌をくれる人間」と判断すれば、リラックスできます。

自分がリラックスできる環境で人間に慣れると、近寄ってくるようになるのです。

まずは、レオパードゲッコーが慣れるための飼育環境を紹介します。

人間の視線が気にならないような飼育環境にする

レオパードゲッコーが安心して過ごせるように、布たシェルターなどを用意して、人の視線が気にならないようにしましょう。

レオパードゲッコーは隠れられると安心するため、ゲージの側面や背面に布をかぶせます。

また、シェルターは必須アイテムであり、レオパードゲッコーの全身が入るようなサイズのものを購入しましょう。

成長に合わせて、大きいものに買い換える必要もあります。

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保温器具で暖かい場所を作って眠れるようにする

レオパードゲッコーをはじめ爬虫類は変温動物であり、冬場は体を温めることが重要です。

体を温めることによってレオパードゲッコーの健康を維持できるほか、リラックスさせられます。

飼育環境に慣れると、レオパードゲッコーがホットスポットで眠る姿も見られるでしょう。

レオパードゲッコーが眠っている場合はリラックスしている証拠であり、飼い主さんや飼育環境に慣れていると言えます。

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レオパードゲッコーを飼い始めた後はレイアウトを変更しない

ゲージの中のレイアウトはレオパードゲッコーを飼い始める前に整えて、飼い始めた後はゲージの中のレイアウトを変更しないようにしましょう。

ゲージの中のレイアウトを変えると、レオパードゲッコーが飼育環境に慣れることがなく、落ち着かなくなります。

ケージのレイアウトは事前に決めておいて、飼い始めたら基本的にはいじらないようにしましょう。

性格を見る

レオパードゲッコーにも性格の個性があり、人間に慣れにくい個体と、すぐに慣れる個体がいます。

レオパードゲッコーをペットショップで触らせてもらって、人間に懐いている個体を選ぶと、慣れるまでの時間もかかりにくいでしょう。

早く慣れさせるためには、威嚇せずに触らせてくれる個体を選ぶのがおすすめです。

しかし、 おとなしいレオパードゲッコーは健康状態が悪く、元気がないだけということがあります。

また、レオパードゲッコーのモルフ(品種)によって性格が異なります。

アルビノといった視力が悪い種類は、人間に慣れるまでに時間がかかったり、慣れることはなかったりします。

飼い始めたばかりの時は触れない

レオパードゲッコーが早く慣れるように、飼い始めの段階では触れないようにしましょう。

見たことがない人間や新しい生活環境で、レオパードゲッコーは緊張状態にあります。

緊張状態のレオパードゲッコーに触れると、飼い主さんを「危険な人間」と判断し、慣れるまでにも時間がかかるでしょう。

ハンドリングがもちろん、見ているだけでもストレスになるため、遠くから見守ることが大切です。

レオパードゲッコーが慣れるための飼育方法:コミュニケーションを取る

レオパードゲッコーが慣れるための飼育方法:コミュニケーションを取る
レオパードゲッコーを飼い始めて一定時間だったら、コミュニケーションを取ってみましょう。

レオパードゲッコーを慣れさせるための接し方を紹介します。

正しいやり方でハンドリングをする

レオパードゲッコーは、人間に触られて嬉しいということはないため、ハンドリングをしすぎるとストレスになります。

レオパードゲッコーはハンドリングをしないほうが良いという意見もあるほどです。

しかし、人間に飼われている以上、人間とレオパードゲッコーが触れ合わずに生活するのは極めて困難です。

スムーズにお手入れお手入れや世話をするために、ハンドリングをしておくのがおすすめです。

レオパードゲッコーを飼い始めてから一定期間経って落ち着いているようであれば、ハンドリングをしてみましょう。

⇒⇒【ハンドリングのやり方はこちらの記事を参考にしてみてください】
レオパードゲッコーのハンドリングのやり方!愛情表現をする?正しい方法と注意点

レオパードゲッコーの近くに手を置く

ハンドリングではなく、ケージの中に手を置いて慣れさせる方法もあります。

まずはシェルターをケージの中から出して、シェルターがあった場所に自分の手を置きます。

数分経ったら、シェルターを元に戻しましょう。

毎日、1週間程度繰り返すと、人間に慣れる可能性があります。

透明なシェルターを使う

シェルターは、石のような作りになっているものが多いです。

しかし、飼い主さんに慣れるためにも、透明のシェルターを使用してみるのが良いでしょう。

透明シェルターで過ごすことによって、人間の視線に慣れる可能性があります。

透明なシェルターは、100円ショップで購入したタッパーに穴を開けるだけでも完成します。

タッパーを使った透明シェルターは簡単に作れて、カビが生えにくいことがメリットです。

新しい透明のシェルターは、飼い始めてから時間が経っており、レオパードゲッコーが落ち着いてから使うようにしましょう。

シェルターを使わない

飼い主さんや飼育環境に慣れるまでの時間をできるだけ短縮したい時には、シェルターを使わない方法もあります。

ただし、シェルターを撤去する方法は、飼育し始めてから時間が経ってからにしましょう。

また、シェルターを撤去して餌を食べなくなった場合や、様子がおかしい場合はシェルターを戻しましょう。

シェルターがない環境は、大きなストレスの原因になるため注意が必要です。

なお、脱皮期間中はシェルターが必須です。

レオパードゲッコーはシェルターの湿度を活用して脱皮をするため、シェルターがないと脱皮不全になるリスクがあります。

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レオパードゲッコーのまぶたが閉じたまま開かない!命にかかわる症状とは



レオパードゲッコーは人に慣れることもある!時間をかけて距離を縮めよう

レオパードゲッコーが飼育環境に慣れるまでの時間は個体差があります。

布やシェルターなど、人間の視線が気にならないように工夫が必要です。

レオパードゲッコーが慣れていない場合には、むやみに触れないことが大切です。

慣れてきたら、正しい方法でハンドリングをするのがおすすめです。

レオパードゲッコーが慣れるまで一定の時間がかかりますが、根気よく待ちましょう。

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