アオジタトカゲは、指飛びと呼ばれる「指が曲がる」病気になり、指が取れることがあります。
そこで、アオジタトカゲの指飛びの原因と症状、対処法を紹介します。
アオジタトカゲの指飛びとは
アオジタトカゲのは、指の感染症、損傷、炎症が原因で、指が腫れて出血することがあります。
そして、指が折れ曲がり、指が取れたりすることがあり、この症状を「指飛び(指欠け)」と呼びます。
また、爪が生えていない状態は爪欠け/爪飛びと呼びます。
指欠けは、指や爪の損傷のみの場合もありますが、骨折や脱臼を起こすこともあるため注意が必要です。
アオジタトカゲが指飛びしたらどうなる?
アオジタトカゲの指先の炎症を抑えると、指が元に戻ることがあります。
しかし、骨折や脱臼をしている場合、指が変形したままになることがあります。
また、壊死していると、指が取れてしまい指欠けになってしまいます。
爪に関しては、爪の根元に細胞が存在しているため、損傷や炎症で細胞が働かなくなり、爪は伸びません。
アオジタトカゲが指飛びや爪飛びで指や爪がなくなっても、ペットとして飼う分には問題ありません。
ただし、相手を抑えられなくなるため、繁殖が難しくなるでしょう。
アオジタトカゲの指飛びの原因
アオジタトカゲの指飛びの原因はいくつか挙げられます。
指を引っ掻ける
ケージ、木材、シェルター、金属などに、指を引っ掻けることで指飛びや爪欠けを起こすことがあります。
ケージから出ようとして、指や爪で引っ掻くことで炎症を起こし、指が壊死して指飛びや爪飛びにつながります。
脱皮不全
脱皮不全になると血行不良を起こし、指の先が炎症を起こしたり、壊死したりします。
アオジタトカゲは身体の大きさに対して指が小さく、指先が脱皮不全を起こしやすいです。
アオジタトカゲの指飛びの予防・対応策
指や爪に外傷を追わないように、ケージを広くする、レイアウトを変えるなどの工夫が必要です。
脱皮不全の場合は、飼育環境を見直します。
指先に炎症を起こすと、全身の健康を損なうことがあります。
指飛びや爪飛びをした場合は、適切な治療を受けましょう。
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