レオパードゲッコーが、床材に穴を掘るような動きをする理由を紹介します。
また、レオパードゲッコーが穴掘りをしている場所によっては注意点もあるため、合わせてチェックしておきましょう。
レオパードゲッコーが穴を掘る理由
レオパードゲッコーが穴を掘ることにはどのような理由があるのか紹介します。
レオパードゲッコーの穴掘り理由①本能
レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)が穴を掘るような動きをするのは本能です。
レオパードゲッコーは、自然界では岩場といったすき間に自分で穴を掘って巣を作っています。
そのため、問題行動ではありません。
レオパードゲッコーの穴掘り理由②湿度が合っていない
レオパードゲッコーが穴を掘る行動をする際には、快適な湿度を求めている場合があります。
「自然界の岩場の隙間のような、快適な湿度」ということです。
砂漠で生きているイメージを持つ人も多いですが、実際には砂漠を中心に生きているわけではなく、特に子どものレオパードゲッコーは湿度管理を徹底しなければなりません。
そのため、必ずウェットシェルターを設置し、湿度は40~60%を保ちましょう。
水苔シェルターを作るのもおすすめです。
レオパに砂の床材を使っている時の注意点
砂の床材は、手入れしやすい、レオパの動きを観察しやすいなどメリットがあります。
砂を掘る動きを観察するのも楽しみの1つでもあるでしょう。
しかし、レオパードゲッコーが穴を掘っている場合で、床材が砂の場合、注意したいポイントがあります。
レオパに砂の床材を使用する場合、誤飲には十分注意しましょう。
レオパードゲッコーは、エサと砂を一緒に食べてしまう事があります。
基本的に、砂はフンで排出されるものの、食べた量が多いと腸閉塞を起こすのです。
数日でフンとして排泄されますが、温度が低かったり水分が足りていなかったりすると消化が悪くなり、排泄されないため注意しましょう。
レオパードゲッコーの穴掘りは本能!でも湿度や床材の誤飲に注意
レオパードゲッコーの水槽を模様替えしたときなど、レオパードゲッコーが穴を掘るような動きをすることが多いです。
基本的には本能で行動しているので問題ありませんが、湿度管理ができておらず快適な環境を求めて必死に穴掘りをしている可能性があるので注意しましょう。
また、①レオパードゲッコーの穴掘りを目撃した、②砂の床材を使っているという場合、床材の誤飲にも注意が必要です。
レオパードゲッコーの様子や水槽内の環境をふまえ、適切な対処をしましょう。
・レオパードゲッコーが誤飲している
・フンが出ない
少しでも異変があれば、獣医師の診察を受けることが大切です。
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