毎日ウーパールーパーのお世話を続けていると、だんだん大きくなります。
「ウーパールーパーって大きくなるものなのか?」「長生きするんだろうか」など、飼い主としては気になりますよね。
そこで今回はウーパールーパーのサイズ、成長について詳しく解説します。
ウーパールーパーの成長|10センチだと何歳?
ウーパールーパーウオは孵化してから約1年で成魚になります。
孵化後1年で、12~15歳くらいになります。
10センチだと、12~15歳くらいでしょう。
成体の大きさは、25センチほどになります。
性別によって大きな差はありませんが、いずれにしても想像以上に大きくなる生き物なのです。
ウーパールーパーの大きさ・成長に合わせた餌の頻度
野生のウーパールーパーは、魚、昆虫、カニ、エビ、ミミズなどを捕食します。
飼育されているウーパールーパーの成魚の餌は、人工餌のほか、ピンクマウスやアカムシなどの冷凍餌、メダカ、小型金魚、ミミズなどの生き餌があります。
成長するにつれて、餌の種類や量も変わってきます。
孵化直後~体長5cmまで
孵化後2日間は、胃の中に養分を蓄える嚢があるため、餌を必要としません。
3日目以降は栄養価の高い生餌を与えましょう。
最近では、ウーパールーパーの稚魚用の人工餌も市販されています。
ブラインシュリンプを与える場合は、卵として売られているものを使って海水でふ化させます。
冷凍ブラインシュリンプは孵化させる必要がないので便利です。
この時点ではウーパールーパーの体長は1cm程度。
体長が2~3cmになると、冷凍ミミズや冷凍アカムシが食べられるようになります。
冷凍餌は体長が5cm以下になるまで1日1回与えましょう。
体長5~10cm
ウーパールーパーの体長が5~10センチになると、専用の人工餌を食べ始めます。
急に冷凍フードから人工餌に切り替えると、ウーパールーパーが食べなくなることがあります。
その場合は、冷凍フードと人工餌を併用し、徐々に慣らしていきましょう。
その場合は冷凍餌と人工餌を併用し、徐々に人工餌に慣れさせます。
また、人工餌を与える際には、頻度(間隔)に注意が必要です。
どのくらいの頻度で与えるかは、ウーパールーパーが餌を消化するのにかかる時間に大きく左右されます。
基本的にフードのパッケージには“1日1回与える”と書いてありますが、水を吸って膨張するフードは消化に時間がかかるため、毎日与えるとウーパールーパーの消化が悪くなります。
消化が追いつかず、病気になってしまうかもしれません。
餌が水を吸って膨らむかどうかを確認するには、実際に与える前に水に浸しておきましょう。
膨張の程度を確認した上で、ウーパールーパーに与える餌の頻度を決めます。
水を吸って膨らむ餌を毎日与えるのではなく、2~3日に1回程度、排泄物の状態を見ながら与えるようにしましょう。
ウーパールーパーに最適な餌の量は、個体ごとの体重や基礎代謝量、年齢など様々な要因によって異なるため、一概には言えません。
目安として、体長、排泄物の量や状態、日頃の行動などをよく観察し、微調整を繰り返しながら最適な量を探してください。
体長10センチ以上
ウーパールーパーの体長が10~15cmくらいになったら、人工餌を主食として与えます。
個体差や与えるタイプにもよりますが、水を吸って膨らむタイプは2~3日に1回、膨らまないタイプは1日1回、1回に1~2粒を目安に与えてください。
フードの消化の早さを知るために、排泄物のチェックをお勧めします。
また、フードに関しては個体によって好き嫌いがあるため、食べ方をよく観察して好みや適量を把握しましょう。
水換えなどの際にプラスチックケースに移して体重を測定し、記録しておくと、適切な給餌量の目安になります。
冷凍フードやライブフードを与える場合は、それだけでは栄養が足りない場合があるため、必ず他のフードと組み合わせて与えます。
ウーパールーパーのサイズに合わせて餌を調整しよう
ウーパールーパーは口に入るものなら何でも食べる大食漢で、与えれば与えるだけ食べてしまいます。
生肉や刺身を与えれば食べますが、水槽の水質悪化の原因になります。
また、大食漢ではありますが、食べ過ぎると嘔吐や下痢を起こすことがあるため注意が必要です。
愛嬌のある姿で飼い主を癒してくれるウーパールーパー。
食べ過ぎて肥満にならないよう、餌の量には十分注意して管理しましょう。
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