レオパードゲッコーを飼っている方のなかには、「野生の昆虫を捕まえて与えればエサ代を節約できる」と考える方も多いのではないでしょうか。
外来種の魚やカエルを取って、ペットの爬虫類に与える方もいます。
しかし、野生の昆虫を与えて病気になるのでは、栄養価は十分なのか、疑問を抱く方も多いでしょう。
そこで、レオパードゲッコーに野生の昆虫を与えても良いのか、販売されている昆虫のメリットを合わせて紹介します。
レオパードゲッコーに野生の昆虫を食べさせてもOK？
レオパードゲッコーに捕まえてきた野生の昆虫を食べさせても良いのでしょうか。
基本的にはオススメできない
レオパードゲッコーに、飼い主さんが捕まえてきた野生の昆虫を与えるのはおすすめできません。
そもそも、都心に住んでいる方は、野生の昆虫を捕まえるのが難しいでしょう。
また、捕まえた場合でも、昆虫自体が何を食べているか分かりません。
さらに、寄生虫のリスクも高いです。
冷凍すれば寄生虫のリスクは減らせますが、レオパードゲッコーを飼育するうえでそれほど手間をかけてまで、野生の昆虫を食べさせる意味はないといえます。
栄養素は販売されているものと変わらない
野生の昆虫をレオパードゲッコーに食べさせるのはおすすめできませんが、栄養素の面では販売されている昆虫とほとんど差はないでしょう。
しかし、栄養素は同じだからという理由で、野生の昆虫を与えるのはリスクを考えるとおすすめできません。
レオパードゲッコー用として販売されている昆虫は高品質
レオパードゲッコーに野生の昆虫を捕まえてきて与えるのはおすすめできません。
餌用として販売されている昆虫のメリットを簡単に紹介します。
高品質でリスクが低い
レオパードゲッコーの餌用として販売されている昆虫は、繁殖から出荷まで人間が管理しています。
寄生虫のリスクも非常極めて低く、安全です。
さらに、昆虫のサイズ別で販売されているため、品質が一定に保たれており食べさせやすいです。
特に、コオロギはレオパードゲッコーの餌として長年販売されています。
コオロギの品質管理や繁殖の方法も明確にされているため、高品質な餌だといえるでしょう。
乾燥タイプや冷凍タイプを選べる
生餌を管理できない場合は、乾燥タイプや冷凍タイプを利用するのもおすすめです。
飼い主さんが与えやすいタイプや、飼育方法に合わせて選べます。
乾燥や冷凍の餌は栄養価が落ちるといわれていますが、サプリメントを振りかけることによって栄養補助できるため、栄養面で懸念する必要はないでしょう。
レオパードゲッコーには野生の昆虫ではなく販売されているエサを与えよう
飼い主さんが捕まえてきた昆虫を、レオパードゲッコーに与えるのはおすすめできません。
野生の昆虫は何を食べているのか分からないうえに、寄生虫のリスクも極めて高いためです。
レオパードゲッコーの餌用として販売されている昆虫は品質が高く、リスクが低いことがメリットです。
昔は、野生の昆虫を捕まえて与えたほうがコストパフォーマンスが良い時もありました。
しかし、現代では餌用の昆虫を買ったほうが安全なうえに楽なため、コストパフォーマンスが良いです。
レオパードゲッコーには野生の昆虫ではなく、餌用として販売されているものを食べさせましょう。
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