ヒョウモントカゲモドキは、定期的に健康診断を受けるのがおすすめです。
ヒョウモントカゲモドキをはじめとした爬虫類は、体調が悪くても隠そうとする生き物であり、気づいた時には重症化していたというケースも少なくありません。
飼育し始めてしばらく経ったら、健康診断に行ってみましょう。
病院にカルテがあると、何かあった時にすぐに対応してもらえます。
そのため、1度健康診断で動物病院を受診しておくのがおすすめです。
ヒョウモントカゲモドキの健康診断に必要な準備や、健康診断の流れを紹介します。
ヒョウモントカゲモドキを健康診断に連れて行く前の準備
ヒョウモントカゲモドキの健康診断を受けるためには、動物病院に行く必要があります。
動物病院に行くまでにしなければならない準備を紹介します。
動物病院を見つける
動物病院によっては、ヒョウモントカゲモドキといった爬虫類は対象外になっていることがあります。
爬虫類を診察できるところや、飼い主さんの間で人気がある動物病院などをチェックしておきましょう。
予約が必要かどうか確認する
動物病院によっては、ヒョウモントカゲモドキの健康診断の予約をしなければなりません。
動物病院に電話をして、予約が必要かどうか確認しましょう。
予約が必要だと言われた場合に備えて、電話をする前に以下のことを準備しておきましょう。
●健康診断を受けたい日時
●ヒョウモントカゲモドキの年齢
●オスかメスか
●いつから飼育しているか
●体調で気になることはあるか
予約が不要だと言われた場合には、都合が良い日時で健康診断に行きましょう。
ヒョウモントカゲモドキの健康診断当日の流れ
予約した日時もしくは都合都合が良い日に、ヒョウモントカゲモドキを連れて動物病院に行き行きます。
ヒョウモントカゲモドキの健康診断当日の詳しい流れを紹介します。
ヒョウモントカゲモドキをケースに入れる
車や電車の揺れストレスが原因で吐き戻しをする可能性があるため、餌を与えずに健康診断へ行きましょう。
ヒョウモントカゲモドキをプラスチックのケースに入れ、大きめのバッグに入れます。
春であれば良いですが、夏や冬の時期は、暑さや蒸れ、寒さ対策をしましょう。
冬は発泡スチロールに入れ、カイロで温めると安心です。
病院で受付をする
動物病院で受付をして、問診票を記入します。
飼い主さんの連絡先や飼育環境をイラストで記載するほか、餌の内容や頻度など必要事項に記入しましょう。
健康診断を受ける
診察台には、動物病院が用意した専用のプラスチックケースが置いてあるため、ヒョウモントカゲモドキを移動させます。
問診や触診、体重測定などを行います。
また、検便をする場合、糞を持っていきましょう。
検便をすると健康状態がより詳しくわかります。
なお、当日出した糞を持参する必要があります。
糞は乾燥しないようラップで包んで、ジッパーが付いた袋に入れて空気を抜いておきましょう。
当日に糞をしなかったら?
毎日便を出さない個体は、動物病院に行けるタイミングと糞を出すタイミングが合わないこともあります。
乾いた糞は菌が動いておらず正確に検査できないため、当日にした糞を持って行かなければなりません。
健康診断に行ける日に糞しなかった場合は、後日糞だけを持って行って検便してもらうのも良いでしょう。
ヒョウモントカゲモドキが元気でも健康診断をしよう
ヒョウモントカゲモドキの健康診断を受ける前に、爬虫類に対応しているかどうか、予約が必要かを動物病院に確認します。
移動時のストレスで吐き戻しをする可能性があるため、注意しましょう。
検便をする場合はラップに糞を包んで乾燥しないようにして、当日にした新鮮な糞を持ってく必要があります。
少しでも様子がおかしいと感じた場合にすぐに相談できるような、信頼できる動物病院を見つけておくためにも、健康診断を受けるのがおすすめです。
健康診断の際の対応が良ければ信頼でき、万が一の時に相談できるため安心です。
ヒョウモントカゲモドキは体調が悪くても生き物なので、普段から様子を観察し、飼育環境を整えることが大切です。
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