レオパードゲッコーがひっくり返る!原因と対処法・予防法

レオパードゲッコーがひっくり返る!原因と対処法・予防法

レオパードゲッコーが急にひっくり返る、頻繁にひっくり返るなどすると驚いてしまいます。

レオパードゲッコーがひっくり返る、クルクル回るなどの行動を見せる場合、先天性疾患や与えている餌による後天性疾患が考えられます。

レオパードゲッコーがひっくり返る原因と、予防法、対処法を紹介します。


レオパードゲッコーがひっくり返る原因

ペットとして飼っているレオパードゲッコーがひっくり返るのは原因は以下が挙げられます。

●ビタミンDやカルシウム不足による代謝性骨疾患
●先天性の遺伝子疾患
●神経障害

レオパードゲッコーの種類によっては血糖によって先天性の病気を発症しやすい個体や遺伝子疾患を持っている個体もいます。

エニグマやW&Y(ホワイトアンドイエロー)は神経障害、レモンフロストといった品種は腫瘍が起こりやすいことが分かっています。

先天性疾患を抱えたレオパードゲッコーは、治療する方法はなく、症状を緩和するほかありません。

先天性の神経障害を持っているレオパードゲッコーは、ひっくり返る、くるくる回るといったことはありますが、すぐに命に関わるケースは少ないです。

栄養バランスが良い餌を与えて、正しい環境で飼育することで、寿命を全うできる可能性もあります。

レオパードゲッコーがひっくり返る、くるくる回るといった場合は、爬虫類を診察できる動物病院で診察してもらいましょう。

レオパードゲッコーのカルシウムビタミンD不足に注意

レオパードゲッコーに先天性の病気や障害がないにも関わらずひっくり返る場合もあります。

ビタミンD、カルシウムが不足し、代謝性骨疾患を起こして、強硬性痙攣をしている状態かもしれません。

レオパードゲッコーの餌を与える際に、ビタミンB3配合のカルシウム剤を使用することで防げます。

1歳以下のレオパードゲッコーには、毎回カルシウム剤をまぶしても栄養過多になりません。

骨格が丈夫なレオパードゲッコーに育てて、ひっくり返る後天性疾患を防ぎましょう。

レオパードゲッコーがひっくり返るときは原因を明確にしよう

レオパードゲッコーがひっくり返るのは、先天性・後天性の病気になっている可能性が極めて高いです。

自己判断するのは困難なため、爬虫類に対応してる動物病院で診察してもらい、指示を仰ぐ必要があります。

ひっくり返る場合でも、寿命を全うできるレオパードゲッコーもいます。

レオパードゲッコーの症状に合わせて、治療や飼育環境の見直しなどを行いましょう。

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