ウーパールーパーの外エラには血管が通っています。
ウーパールーパーのエラや呼吸の仕組み、エラからの出血や真っ赤になると危険な理由を解説します。
ウーパールーパーのエラと血管
ウーパールーパーの顔の両側に3対の外鰓(がいさい)があり、水中の酸素を取り入れて呼吸します。
ウーパールーパーは主にエラ呼吸をしますが、肺のような器官もあり、肺呼吸もできます。
ただし、エラ呼吸が通常の状態のため、肺呼吸に頼りすぎると呼吸困難になることがあり注意が必要です。
ウーパールーパーのエラで健康状態がわかる
ウーパールーパーのエラから出血している、炎症を起こしている場合は、危険な症状の可能性があります。
・エラが薄くなる
・血管が浮き出る
・エラが炎症を起こす
・食べない/餌を吐く
・血管が浮き出る
・エラが炎症を起こす
・食べない/餌を吐く
ウーパールーパーのエラ(外鰓)が炎症を起こすと、エラが溶けてしまうことがあります。
原因は水槽の水中のバクテリアのため、水槽の水をきれいな水に変えることが有効な治療法です。
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また、外エラには血管が通っているため、大出血して命にかかわることもあります。
多頭飼いで引っ掻かれた場合は止血などの処置が必要です。
【止血に使うもの】
・止血剤
・医療用ゴム手袋
医療用のゴム手袋をつけ、水槽からウーパールーパーを引き上げ、ペット用止血剤(パウダー状の物)を使用します。
水中に手を入れ、出血している部分を5~10秒抑えます。
タオルを使用すると皮膚の粘膜を傷付けるため、どこかに置いて処置をする場合は濡らした板の上や、凹凸の無い場所に置きましょう。
怪我に備えて、止血剤は用意しておくとよいでしょう。