イエアメガエルは、カエルのなかでもなつく種類だといわれています。
しかし、爬虫類や両生類は、基本的に人になつくことはないという話を耳にしたことがある方もいるでしょう。
そこで、イエアメガエルは本当になつくのか、なつくためにはどうすれば良いのかを解説します。
イエアメガエルはなつく生き物なのか
イエアメガエルは、実際には人間になつくことはありません。
犬や猫といった哺乳類のよに、懐くことはないのです。
イエアメガエルを手の上に乗せて、触れ合っている動画を目にしたことがある方もいるでしょう。
しかし、人間とイエアメガエルは体温の差が大きく、触れ合うことでイエアメガエルが火傷をするリスクがあります。
イエアメガエルと触れ合っている動画は、飼い主さんが事前に氷水で手を冷やすといった工夫をしているのです。
イエアメガエルがなつくように見える理由
イエアメガエルが人間になつくといわれている理由は、人間の手に近寄って来るためです。
イエアメガエルは、なぜ人間の手に近付くのでしょうか。
理由は、人間が餌をくれることを理解しているからです。
餌をもらえると思ってイエアメガエルが近づいているだけであり、なつくわけではないのです。
反対に、人間の手を見て逃げる個体もいます。
しかし、餌をくれるという理由で近づいてくるのだとしても、「懐いているのだ」と考えることもできます。
イエアメガエルを人間に慣れさせる方法
イエアメガエルがなつくようにするためには、人間の手を見せたら近寄ってくるように覚えさせる必要があります。
餌を食べさせている時には、イエアメガエルはびっくりするような行動を取らないようにしましょう。
同じ時間に、同じところで餌を与えるようにすれば、イエアメガエルが待っていてくれます。
人間に慣れるまでは餌用のお皿を用意して、お皿の中に餌を入れます。
イエアメガエルが人間に慣れてくるようになったら、ピンセットで餌を食べさせると、人間の手を見て近寄ってくるようになるでしょう。
どのくらいで人間に慣れる（懐く）のかは個体差があるため、様子を見ながらコミュニケーションを取ることが大切です。
イエアメガエルは「なつく」のではなく「慣れる」生き物
イエアメガエルは人間になつくというイメージを持つ方もいますが、実際には「なつく」のではなく「慣れる」生き物です。
しかし、警戒心を持たずに人間に近づいてきているということは、懐いてくれているという風にも考えられます。
イエアメガエルは、触れ合う方法でコミュニケーションが取れません。
イエアメガエルにとって安全な方法で、人間になつくように距離を縮めましょう。
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