自分が飼育しているイエアメガエルがオスなのかメスなのか、気になる方もいるでしょう。
お腹が丸お腹が膨らんでると妊娠してるのか、体が小さいとオスなのかなど、イエアメガエルのオスとメスの判断方法を紹介します。
さらに、繁殖を検討している方に向けて、繁殖時期やホルモン剤を使用するべきなのかなども紹介するため、参考にしてみてください。
イエアメガエルのオスとメスの特徴
イエアメガエルは、繁殖時期にしかオスメスの判断ができないと言われているほど、オスとメスの違いが分かりにくい生き物です。
繁殖時期におんぶをしているのがメスで、おんぶをされているのがオスです。
一般的には、オスのほうが小さいです。
他にも、イエアメガエルのオスとメスの特徴を紹介します。
オスは抱きダコができている
繁殖期には、オスのイエアメガエルがメスに抱きつきます。
オスがメスのイエアメガエルに抱きついた時に、滑り落ちないよう、オスの親指の付け根に黒い「抱きダコ」と呼ばれるイボができています。
気温が高い日は、抱きダコが目立つと言われています。
メスの指にも若干膨らみがあるものの、抱きダコほど分かりやすくはありません。
抱きダコは、繁殖可能なオスにだけできる特徴のため特徴です。
メスイエアメガエルのオスは鳴く
イエアメガエルのオスは、繁殖時期にメスを誘うために鳴くことが特徴です。
また、縄張りを維持するためにも鳴くことが特徴です。
イエアメガエルの繁殖時期は4月~7月であり、春になると深夜に鳴くようになります。
イエアメガエルが鳴く際には、ホホから喉の周辺にある袋を膨らまします。
袋が黒くなっていることもあり、黒くなっていればオスだと判断できます。
繁殖時期に鳴くのも、成長したイエアメガエルでのみ見られる行動です。
ベビーのイエアメガエルは、オスメスの判断が難しいでしょう。
イエアメガエルは自然繁殖できる?
イエアメガエルは、自宅で繁殖させるのが難しいです。
イエアメガエルをはじめとしたカエルは、自然と少しでも状況が違うと繁殖しないことが一般的です。
イエアメガエルの生息地は亜熱帯地域であり、日本とは環境が異なる上に、飼育環境は人工的なものです。
イエアメガエルを自宅で繁殖させたい場合には、ホルモン剤を投与する必要があります。
ホルモン剤を使って産卵を促進させます。
ホルモン剤は時間や量、水量も調整しなければならず、簡単な方法ではありません。
また、イエアメガエルは1回で2000~2500の卵を産みます。
つまり、ホルモン剤を使って産卵できたとしても、個人では飼えないでしょう。
イエアメガエルのオス・メスの判断は難しい!繁殖は慎重に行う
イエアメガエルは、オスは抱きダコができており、鳴くことが特徴です。
イエアメガエルは自宅で繁殖させるのが困難で、最大2000匹ものオタマジャクシになると考えると、飼育も難しいです。
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