レオパードゲッコーを飼育しており、生涯健康に過ごせればよいですが、レオパードゲッコーを飼育しているなかでトラブルが起こることもあります。
そこで、レオパードゲッコーのトラブルとして、卵詰まりと無精卵について解説します。それぞれの注意点と対処法についても合わせてチェックしていきましょう。
レオパードゲッコーの卵詰まりと対処法
レオパードゲッコーを飼育していて、繁殖をしてみたいと考える方も多いでしょう。
オスとメスのレオパードゲッコーを飼育していれば、基本的にカップルが成立するので繁殖させることが可能です。
しかし、メスのレオパードゲッコーが卵詰まりを起こすケースがあります。
卵詰まりの原因
・卵が大きすぎる
・骨盤が狭い
・卵が凸凹していて卵管を取れない
・繁殖適齢期ではなかった
・飼育環境や栄養状態が悪い
卵詰まりの原因は、これらが挙げられます。
なお、オスとメスを飼っていなかったとしても無精卵を出すケースがあるため、メスのレオパードゲッコーを飼育している場合には卵詰まりのトラブルを起こすことがあるのです。
特に、以前産卵したことがあるというメスのレオパードゲッコーの場合、さらに無精卵を出す可能性が高くなります。
卵詰まりの症状
レオパードゲッコーの卵詰まりは、早期発見することが大切です。
・痩せている
・手足は細いのにお腹が大きい
食欲がなくなり、体力もなくなった状態で病院に行くと、卵詰まりの手術中に命を落とすことがあります。
手術に耐えられる程度の体力がある状態で処置をすることが非常に重要です。
特に、食欲の低下は卵詰まり以外の病気のサインである可能性があります。
そのため、少しでも様子がおかしいと感じた場合には、すぐに病院を受診しましょう。
レオパードゲッコーの無精卵と有精卵について
卵を産んだレオパードゲッコーは健康だったとしても、卵の方にトラブルが起こることがあります。
最も多いトラブルは、無精卵です。
無精卵の特徴は、非常に小さい、黄色いなどが挙げられます。
なお、有精卵であっても、落としたり転がしたりすると命を落とします。
初めて産卵する際には無精卵になるケースが多いため、次回以降の産卵に期待しましょう。
レオパードゲッコーは2個の卵を、1か月に3回~5回に分けて産みます。
そのため、1回産卵した後も経過を観察し、途中で卵詰まりを起こさないかをしっかり確認することが大切です。
レオパードゲッコーの無精卵と卵詰まりに注意
レオパードゲッコーの卵詰まりは命にかかわるトラブルですが、無精卵を数個出したとしてもすぐにメスのレオパードゲッコーの命にかかわるわけではありません。
ただし、何度も無精卵を出したり死産をするのであれば、メスのレオパードゲッコーに何か問題がある可能性があるため、動物病院で診察を受けましょう。
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