人間がイエアメガエルに素手で触ると、イエアメガエルがやけどをしてしまいます。
なぜイエアメガエルに素手で触れるとやけどはするのか、原因や火傷をした時の対処法を紹介します。
イエアメガエルを素手で触るとやけどをする理由
イエアメガエルを始め、両生類の皮膚は人間の口の中と同じ状態です。
粘膜の細胞で覆われている状態です。
湿度が高い場所に好んで生息するイエアメガエルは、普段は水の中で過ごしているため、皮膚が弱く熱による影響を受けやすいです。
イエアメガエルに素手で触ると、触った場所に非常に高い温度を感じて、やけどを負ってしまう仕組みです。
人間が負う火傷とは、感覚が異なります。
イエアメガエルを素手で触れると、人間とイエアメガエルの体温の差が大きく、イエアメガエルの皮膚の弱さも合わさり、少しずつやけどを引き起こすという仕組みです。
また、イエアメガエルは変温動物です。
人間のように恒温動物ではないため、温度差による熱さの感じ方は人間の想像以上です。
イエアメガエルが火傷をしたときの対処法
イエアメガエルが火傷をした時には、「市販されている薬を塗る」といった方法を目にしたことがある方もいるでしょう。
しかし、市販されている薬は、あくまでも人間用のものです。
自己判断で、イエアメガエルが火傷した箇所に塗るのは危険です。
爬虫類や両生類を診察・治療できる動物病院で治療を受けましょう。
イエアメガエルを素手で触らない！火傷をした時は病院で処置を受けよう
イエアメガエルは素手で触らず、ピンセットなどで少しお尻をつつき、紙コップやお皿に入れて移動させます。
万が一イエアメガエルに触れてしまい、火傷を負った時には、自己判断で市販薬を塗らず動物病院で処置をしてもらいましょう。
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