レオパードゲッコーのレオパゲルとは?特徴やグラブパイとの違い

レオパードゲッコーのレオパゲルとは?特徴やグラブパイとの違い

レオパードゲッコーのレオパゲルとは、販売当初は生産が追いつかないほど人気の商品でした。

現在では通販サイトで販売されていますが、入荷するとすぐに売り切れてしまいます。

そこで、レオパードゲッコーのレオパゲルとはどのような商品なのか、特徴やほかの餌との違いを紹介します。

レオパードゲッコーのレオパゲルとは


レオパードゲッコーのレオパゲルとは、どのような人工餌なのか、栄養素は十分なのかなど気になる方も多いでしょう。

レオパードゲッコーのレオパゲルについて、簡単に紹介します。

レオパゲルの特徴

レオパードゲッコーのレオパゲルとは、爬虫類向けの人工餌です。

レオパゲルというネーミングからレオパードゲッコー専用の餌だとイメージする方も多いですが、実際にはトカゲやヤモリなど、昆虫を食べる爬虫類用の餌です。

商品の袋を開けると紫色のパックに分けられており、ピンセットでちぎってレオパードゲッコーに与えます。

レオパゲルそのものは昆虫のような見た目ではなく、冷蔵庫に入れていても気になることはないでしょう。

商品の袋にも昆虫のイラストが書かれておらず、昆虫が嫌いな人でも使いやすいです。

レオパゲルそのものは粘り気があって、綺麗にちぎるのは難しいでしょう。

また、レオパゲルそのものは臭いがしません。

グラブパイと比較すると、ほとんど気にならないことです。

レオパゲルだけ与えればよいため、カルシウム剤をまぶすといったダスティングも不要とされています。

レオパードゲッコーのレオパゲルのメリット

レオパードゲッコーの飼育でレオパゲルを使用することには、メリットとデメリットがあります。

まずは、メリットから見ていきましょう。

餌を与える方が楽になる

冷凍餌は解凍しなければなりませんが、レオパゲルはカルシウム剤をまぶすなどのダスティングも不要のため、餌を与えられる手間がかかりません。

レオパゲルそのものに粘りがあり、ピンセットでつかみやすく、レオパードゲッコーが食いついた後もしっかりと食べさせられます。

餌のひとつである「レオパブレンドフード」は崩れやすいため、レオパゲルは餌を与えやすいことがメリットとして挙げられます。

栄養素も十分

レオパゲルは、レオパードゲッコーにとって必要な栄養素が配合されています。

生きた餌を使う場合は管理の段階でガットローディング(生き餌自体に栄養を摂らせる)をしなければならないため、栄養素を考えなくて良いことはメリットです。

ただし、栄養素が高い部分にから3日に1回レオパゲルを与えているとは脇ぷにするため、与える量と頻度は調整が必要です。

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糞の臭いが気にならなくなる

レオパードゲッコーに冷凍コオロギを与えていると、ゲージ内がの匂いが気になることがあります。

しかし、レオパゲルを食べた後は、糞の臭いがほとんどありません。

また、水分量が多く、形が綺麗な糞をすることも特徴です。

レオパードゲッコーのレオパゲルのデメリット

レオパードゲッコーのレオパゲルはメリットがたくさんありますが、デメリットもあります。

温度が分かりにくい

レオパードゲッコーの消化器官に負担がかからないように、餌を適温にしてからあげることが一般的です。

しかし、レオパゲルは温度確認をしにくいことがデメリットです。

レオパゲルは湯煎するとテクスチャーがゆるくなるため、レオパードゲッコーによっては嫌がることがあります。

また、レオパゲルが劣化するため、湯船はせずに冷蔵庫から出したらすぐに与えましょう。

床材が付着しやすい

レオパゲルは粘り気があるため、床材が付着することがあります。

レオパードゲッコーがレオパゲルをこぼして汚れがついた状態で食べてしまうと、腸閉塞を起こすリスクがあります。

好みが分かれる

レオパゲルを好まないレオパードゲッコーもいます。

好みではないと、満腹になるまで食べられず、体重が減ってしまうことがあるでしょう。

レオパードゲッコーが好んでレオパゲルを食べていないようであれば、別の餌に切り替える必要があります。

レオパードゲッコーにあげるならグラブパイどっちが良い?

レオパードゲッコーの餌としては、グラブパイも人気があります。

レオパゲルとの違いを比較してみましょう。

レオパゲルのほうが与えやすい

グラブパイは粉末からジェル状の餌を作らなければならないため、手間がかかります。

しかし、レオパゲルはそのまま与えられるため、非常に楽なことが特徴です。

また、レオパゲルは冷蔵庫から出してすぐにエサを与えられるため便利です。

消費期限は状況によって異なる

開封した場合、レオパゲルは1か月、グラブパイは2週間が目安です。

グラブパイは粉の状態で冷凍保存するのであれば、半年間持つとされています。

レオパゲルは1か月で与えられる量で作られています。

1~2匹のレオパードゲッコーを飼っている場合にはレオパゲル、2匹以上のレオパードゲッコーを多頭飼いしている方はグラブパイを使うのが良いでしょう。

グラブパイのほうがコストパフォーマンスが良い

まとめ売りやお徳用などが販売されているため、コストパフォーマンスについては一概には言い切れません。

しかし、グラブパイは粉末と水を混ぜて作るタイプの餌であり、グラム単位はグラブパイのほうが安いケースが多いです。

容量が大きなグラブパイは、グラム単位の単価が下がります。

グラブパイを好んで食べるレオパードゲッコーであれば、レオパゲルよりもグラブパイのほうがコストパフォーマンスが良いでしょう。

レオパードゲッコーのレオパゲルはメリットが多い!試しに食べさせてみよう

レオパードゲッコーのレオパゲルは、「レオパゲルだけで飼育ができる」とされています。

しかし、実際にはレオパゲルのみでレオパードゲッコーを生涯飼育するのは困難でしょう。

レオパゲルに飽きたり、健康状態によっては生餌の栄養素が必要になることがあります。

昆虫エサ、生き餌を与えている方は、ストックがなくなった時のために購入しておくのがおすすめです。

飼い主さんが忙しいときや、試しに食べさせてみるのも良いでしょう。

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