ヒョウモントカゲモドキは菌を保有しているのではと不安をいだく方も多いのではないでしょうか。
そこで、ヒョウモントカゲモドキに付いている可能性がある菌や、「ヒョウモントカゲモドキが感染する可能性がある」菌について紹介します。
ヒョウモントカゲモドキに付いている菌とは
ヒョウモントカゲモドキに付いている可能性がある菌としては、サルモネラ菌が挙げられます。
サルモネラ菌は爬虫類や両生類に付着している菌であり、人間の体内に大量に入ると腹痛などの健康被害が起こります。
しかし、繁殖されたヒョウモントカゲモドキであれば、よほど飼育環境が劣悪ではない限り、サルモネラ菌を保持している可能性は低いです。
ヒョウモントカゲモドキのお世話をした後は石鹸で手を洗えば問題ありません。
ヒョウモントカゲモドキが感染する菌にも注意!
ヒョウモントカゲモドキから人間へ悪影響を及ぼす菌だけではなく、ヒョウモントカゲモドキに悪影響を及ぼす菌も存在するため十分に注意が必要です。
クリプトスポリジウム
クリプトスポリジウムとは微生物の一種であり、ヒョウモントカゲモドキをはじめ爬虫類が感染すると様々な症状を引き起こします。
特にヒョウモントカゲモドキは感染しやすい菌のため、十分に注意が必要です。
ヒョウモントカゲモドキが菌に感染したときの症状
餌や便から菌に感染して、腸炎を引き起こすことが多いです。
腸炎による下痢、食欲不振、痩せるといった症状がみられます。
また、元気はあるため異変に気付きにくく、重症化することもあるため注意しましょう。
少し痩せた、下痢をしている、嘔吐しているなど、少しでも変化がある場合は便の検査を受けることが大切です。
ヒョウモントカゲモドキの菌の感染症に注意しよう
ヒョウモントカゲモドキから人間に悪影響を及ぼす菌にばかり意識が行きがちですが、実際にはヒョウモントカゲモドキがクリプトスポリジウムといった菌に感染するケースのほうが多いです。
●ヒョウモントカゲモドキ→人間
ヒョウモントカゲモドキの世話の後は手を洗う
●菌→ヒョウモントカゲモドキ
ヒョウモントカゲモドキの健康状態を観察する
人間もヒョウモントカゲモドキも、菌による感染症を予防するために以上のことを気を付けて飼育しましょう。
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