コーンスネークは水浴びで遊ぶだけではなく、乾燥しないよう皮膚を守る目的で水浴びを行います。
水浴びをしないと、乾燥により体調を崩す可能性があるため注意しましょう。
コーンスネークが水浴びをする理由や、水浴びしない時の対処法、おすすめの水飲み皿を紹介します。
コーンスネークが水に入る理由
コーンスネークは、水浴びをするために水に入ることが多いです。
水浴びが好きな個体もいますが、脱皮の前に体が乾燥しないようにする、もしくは暑い時に水浴びをします。
また、体についたダニを落とすために水浴びをすることがあります。
何度も水に浸かっている場合は、鱗の隙間にダニがいないか確認しましょう。
コーンスネークが水浴びをするメリットと注意点
コーンスネークが水浴びをしないと、乾燥により体調を崩したり、ダニが増殖したりするリスクがあります。
しかし、何度も水浴びをするのは、水入れや水そのものが汚れてしまい、頻繁に掃除をしなければならず手間がかかるでしょう。
そこで、コーンスネークが水浴びをするメリットと、水浴びの注意点を紹介します。
コーンスネークの水浴びのメリット
コーンスネークの水浴びのメリットは、脱皮不全を防げることです。
脱皮不全は、乾燥により起こります。
脱皮の兆候が見えたら、60~70%の湿度を維持してあげなければなりません。
しかし、特に冬場は乾燥しやすく、湿度を保つのが難しい地域も多いでしょう。
コーンスネークが水浴びをすることで、水分を維持できます。
ケージ内の湿度が低いと、自分で水飲み皿に入るため、脱皮不全を防げます。
コーンスネークが水浴びをする際の注意点
コーンスネークが頻繁に水浴びをする場合はこまめに、水飲み皿を洗い、水を清潔に保たなければなりません。
汚れやぬめりがついた水飲み皿では、水そのものが腐ってしまい、腐った水を浴びたり飲んだりするとコーンスネークの健康を害する可能性があります。
コーンスネークが水浴びが好きな場合は、2~3日に1回、水飲み皿を洗って水を交換しましょう。
なお、水が冷たすぎると体調不良になったり、餌を食べなくなったりします。
水入れの水は、常温のものにしましょう。
コーンスネークの水浴びにおすすめの容器3選
コーンスネークの水浴びの容器は、倒れない形状で高さがなく、コーンスネークがとぐろを巻いてる時と同じ大きさのものがおすすめです。
コーンスネークの水浴びにおすすめの容器を3つ紹介します。
ウェットシェルター
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スドーのウェットシェルターは、陶器製の容器で、上部に水を入れられます。
そのため、シェルター内の湿度を高く保てます。
上の部分のくぼみは、コーンスネークが水浴びをする際に適した広さです。
ただし、シェルターは頻繁に洗うのが難しいため、カビが発生しやすいです。
同じ種類のものを2つ以上を購入して、片方を定期的に洗って天日干しをしましょう。
タッパーで自作する
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100円ショップで販売されているタッパーも、コーンスネークの水浴びの容器として使えます。
また、「ウェットボックスシェルターMサイズ」は産卵床として販売されていますが、水浴びの容器としても利用できます。
タッパーの蓋の部分をくり抜くことで、水入れが若干動いても水が溢れず、ケージ内の湿度が上がりすぎたり、不衛生になったりすることも防げます。
蓋を全て外して、容器の部分だけで水飲み皿としても利用できます。
レイアウトにこだわりたい方におすすめの水浴び容器
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ジェックスのウォーターディッシュは、岩をモチーフにした容器であり、おしゃれにレイアウトできます。
コーンスネークの水飲みに適した形状で、ひっくり返りにくいことが魅力です。
ただし、コーンスネークが水浴びをするのには若干浅いです。
飼っているコーンスネークが好んで水浴びをする個体であれば、高さがある容器を選びましょう。
こちらの商品は、水浴びの頻度が低いコーンスネークにおすすめです。
コーンスネークが水に入るのには理由がある!水入れや水飲み皿を用意しよう
コーンスネークは、湿度を補うために水浴びをすることがあります。
水浴びしないと表面が乾燥して脱皮不全を起こす可能性があるため、注意が必要です。
また、体に異物がついており、不快になって水浴びをすることもあります。
頻繁に水浴びをする時には、ダニがついていないか確認しましょう。
水浴びや水飲みの容器は、こまめに洗って清潔な状態を維持する必要があります。
冷たい水を入れると拒食や体調不良になることがあるため、常温の水を入れたうえで、湿度や健康管理をしてあげましょう。
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