フクロモモンガを飼育しようと考えていても、鳴き声がうるさいと飼いにくいというケースもあるでしょう。
そこで、フクロモモンガは鳴き声がうるさいのかについて紹介します。
また、フクロモモンガの鳴き声にはいくつか種類があるため、鳴き声ごとのフクロモモンガの気持ちや訴えていることについても合わせてチェックしておきましょう。
フクロモモンガの鳴き声はうるさい?
フクロモモンガは鳴き声をあげますが、ペットを飼育できるマンションであれば近所迷惑にはならないでしょう。
子犬が鳴いている程度の声です。
また、1ヶ月に数回鳴き声をあげるていどであり、日常的に「うるさい」と感じることはありません。
フクロモモンガの鳴き声の種類について
フクロモモンガの鳴き声にはいくつかの種類があり、鳴き声ごとにフクロモモンガが訴えていることが異なります。
「カチカチ」という鳴き声
フクロモモンガが歯を合わせるようにして「カチカチ」と鳴き声をあげるときは、威嚇しているときです。
もしくは、機嫌が悪いと考えられます。
「ワンワン」という鳴き声
小型犬の鳴き声に似た声を出す場合は、寂しいと感じている可能性が高いです。
フクロモモンガを飼い始めたばかりであれば、「ワンワン」と鳴き声をあげているときに構ってあげれば、なついてくれる確率が高いでしょう。
なお、メスのフクロモモンガが「ワンワン」や「アンアン」と鳴き声を上げる場合は、発情期です。
発情期の場合は、およそ2日間、鳴き声をあげることが一般的です。
「プクプク」という鳴き声
フクロモモンガが「プクプク」と鳴き声をあげるのは、嬉しいときです。
楽しいときや嬉しいときの鳴き声なので、飼い主さんが撫でてあげてコミュニケーションをとりましょう。
「シューシュー」という鳴き声
フクロモモンガが「シューシュー」と鳴き声をあげるときは、甘えているときです。
飼い主さんが構ってあげれば、より仲良くなれるでしょう。
フクロモモンガの鳴き声がうるさいと感じるときの対処法
フクロモモンガの鳴き声がうるさいと感じた場合には、以下の方法で対処しましょう。
コミュニケーションをとる
フクロモモンガは、寂しさを感じていると鳴き声をあげ続けることがあります。
そのため、フクロモモンガと積極的にコミュニケーションを取りましょう。
多頭飼いをする
フクロモモンガは自然の中では集団で生活しているため、1匹だけ飼う場合には寂しさを感じます。
ただし、同じケージで飼う場合には相性が重要なため、相性を見極めてから同じケージに入れることが大切です。
すぐに対処するならブランケットをかける
ケージにブランケットをかけたり、段ボールで囲ったりしましょう。
ただし、ケージの内部からフクロモモンガがいたずらしないように十分注意が必要です。
フクロモモンガの鳴き声の原因を取り除こう
フクロモモンガの鳴き声は、基本的に「うるさい」と感じることはありません。
しかし、フクロモモンガが鳴き声をあげ続けている場合には、原因を特定し、原因を解消してあげる必要があるでしょう。
⇒⇒【関連記事】
フクロモモンガがかかりやすい病気4つ!赤ちゃんと大人など年齢別に紹介