臆病で気まぐれな性格のため、「ふしゅふしゅ」と言って怒る、「ふしゅる」ことがあります。
しかし、愛着がわくと飼い主の手のひらで昼寝をしてくれます。
今回はハリネズミがなつく5つの方法をまとめてみました。
・飼い主の匂いを覚える
・毎日触る
・好みを理解する
・音に注意する
・最初は放し飼いにしない
ハリネズミはとても臆病な性格なので、安心して過ごせるようにお世話をすることが大切です。
飼い主や飼育環境が安全であることを認識することが必要です。
慣れさせるポイントは「飼い主の匂いを覚えさせる」「毎日触る」「好みを把握する」「音に気をつける」「最初は放し飼いにしない」の5つをそれぞれ詳しく紹介します。
ハリネズミがふしゅる際の対策①飼い主の匂いを嗅ぐ
ハリネズミの嗅覚はとても優れています。
ケージの中に飼い主と同じ匂いのものを入れるなどして、安全な場所にいる「安全な匂い」だと認識させることが大切です。
この方法は犬や猫にも向いていて、ペットが留守番やペットホテルに泊まるときなど、寂しさを紛らわすために飼い主と同じ匂いのものを置いておくと安心するのと同じです。
ハリネズミがふしゅる際の対策②毎日触れ合う
毎日遊びながら、コミュニケーションをとりながら絆を深めていくことも大切です。
積極的に触れ合うことで慣れさせ、飼い主と一緒にいると安心することを伝えましょう。
ハリネズミがふしゅる際の対策③好みを理解する
ハリネズミにも食べ物や物、苦手な動物など好き嫌いがあります。
まずは飼い主を「食べ物をくれる人」と認識し、「好物をくれる優しい人」「幸せに暮らすために必要なパートナー」と思ってもらえるよう、好物を見つけてあげることが大切です。
他のハリネズミや他の動物を飼っている場合は、顔を会わせない、安全な環境にすることが肝心です。
ハリネズミがふしゅる際の対策④音に注意
ハリネズミはとても臆病な性格をしています。
嗅覚と聴覚に優れているので、大きな音や聞き慣れない音には特に敏感です。
「袋のガサガサ音」や「くしゃみの音」は止めた方が良いでしょう。
飼い主が「怖い音を出して怖がらせる人」というイメージを持っていると、慣れることができません。
ハリネズミがふしゅる際の対策⑤最初は放し飼いにしない
ハリネズミは部屋の中で放し飼いにしても大丈夫ですが、飼い主の家に来た当初は慣れない環境に戸惑います。
“外敵がいるかもしれない”、”目の前に何が現れるかわからない”、そんな時にいきなり広い空間に放り出されたら怖いですよね。
まずはケージ内の環境に慣れさせることが大切です。
その後、徐々に行動範囲を広げ、飼い主の家が「安全な場所」であることを理解してもらった上で、放し飼いにチャレンジしてみましょう。
ハリネズミがふしゅるときには焦らずなつくように工夫しよう
家族の一員になったハリネズミと触れ合いたい、遊びたいという気持ちはわかりますが、過度な接触はストレスになります。
小動物はストレスに弱く、病気の原因にもなりますので、毎日少しずつゆっくりと絆を深めていくようにしましょう。
ハリネズミの臆病な性格を考えると、ストレスのない生活を与えて「安全な環境」であることを認識させることが大切です。
「落ち着くまでそっとしておく」「夜間は接触時間を短くする」「好物を与える」などもおすすめです。
ハリネズミがなかなか慣れない、ふしゅる場合は、もう少しトレーニングをしてみましょう。
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