うさぎが何日も便秘になっていると、食欲が低下し、より便を出しにくくなるという悪循環に陥ります。
命にかかわることもあるため、動物病院で処置をしてもらい、便秘を解消した後は便秘予防対策を行わなければなりません。
そこで、うさぎが何日も便秘になるといったことがないよう、予防する方法を紹介します。
うさぎの便秘の予防法
うさぎの便秘は、普段の生活の中で予防することが可能です。
そこで、飼い主さんができるうさぎの便秘予防方法を紹介します。
食物繊維を摂取させる
うさぎのケージの中には、常に食物繊維が多く含まれる牧草を入れておきましょう。
歯の嚙み合わせがわるくなる不正咬合で、牧草を食べられない場合には細かく切ってあげます。
牧草嫌いのうさぎに食べさせるコツ
うさぎが牧草を食べてくれないときには、レンジで数秒温めて香りを立たせる方法がおすすめです。
ただし、牧草が燃えないよう、数秒だけ温めるようにすること、温めている間は目を離さないようにしましょう。
また、2番刈りや3番刈りといった比較的柔らかい牧草や、生牧草を与えるのもおすすめです。
うさぎは警戒心が非常に強いため、子供のころから様々な牧草を与えておくと良いでしょう。
毛玉を飲み込まないようにする
うさぎが身体を舐めてグルーミングをしたときに、自分の毛を飲み込み、毛が胃腸内に溜まることがあります。
うさぎに使用できるブラシを使い、ブラッシングをして自分で毛を飲み込まないようにしてあげましょう。
お腹を優しくマッサージ
うさぎを抱っこできる場合には抱っこして、お腹を優しく撫でます。
また、ペットヒーターを入れて自然とお腹が温まるようにすると、何日も便秘になるといったことは予防できる可能性が高いです。
水分補給を忘れずに
毎日、新鮮な水をたくさん与えましょう。
自分で水を飲まない場合には、主食に水分が多い野菜を混ぜる方法もおすすめです。
ただし、水分は与えすぎると下痢になるため注意しましょう。
運動をさせる
1日中ケージに入れておくのではなく、1日に最低でも1回はケージから出して、数時間部屋んぽ(部屋の中でお散歩をさせること)を行います。
部屋の中で走りたい子、クッションで遊ぶ子、飼い主さんと追いかけっこをしたい子、甘えたい子など、うさぎには個性があります。
飼っているうさぎが、どのようにして遊びたいのかを観察して、好きなように遊ばせてあげましょう。
うさぎの便秘は危険!悪循環にならないように予防しよう
うさぎが何日も便秘になると、食欲低下により便秘も悪化し、危険な状態になります。
すでに便秘になっている場合には動物病院で適切な治療を受け、便秘を解消した後は飼い方を工夫して、うさぎの便秘を予防しましょう。
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