フクロモモンガを飼育していて、「懐かない」「威嚇される」「いずれ懐くのだろうか?」など、疑問や不安を抱く方も多いのではないでしょうか。
そこで、フクロモモンガが懐かないときや威嚇されるときの対処法、懐く方法などを紹介します。
フクロモモンガが懐かない!まずは性格を知ろう
フクロモモンガは、神経質で臆病な性格です。
ただし、人間同様に個体差があるため、すべてのフクロモモンガが懐かないわけではありません。
特に、小さい頃から飼育していると飼い主さんに懐くケースがおおいです。
大人のフクロモモンガを飼い始めると懐かない可能性がありますが、生後2~3ヶ月の時期から飼育していると懐く可能性が高いです。
生後2~3ヶ月のフクロモモンガが懐く理由
生後2~3ヶ月のフクロモモンガが懐く理由は、お母さんのお腹の袋から出てくる時期であるためです。
フクロモモンガは、カンガルー同様にお母さんのおなかの袋の中で赤ちゃんを育てます。
生後2~3ヶ月で、お母さんの袋から出るのです。
そのタイミングと同時期にフクロモモンガを飼い始めると懐かないと悩むことなく、育てられるでしょう。
なお、生後2~3ヶ月よりも小さいフクロモモンガは一般家庭で飼えません。
フクロモモンガが懐かない場合の対処法2つ
フクロモモンガが懐かないときに、どのように対処すれば懐くのでしょうか。
そこで、フクロモモンガが懐かないときの対処法を紹介します。
すぐに実践できるものばかりなので、威嚇されたり懐かないと悩んでいる方は参考にしてみてください。
①飼い主さんのニオイを覚えさせる
フクロモモンガが懐かない、威嚇するという場合、まずは飼い主さんのニオイを覚えさせましょう。
フクロモモンガを飼い始めた日から、飼い主さんのニオイがついた布を寝床に入れます。
フクロモモンガに、「自分がリラックスする寝床」が「飼い主さんのニオイである」と覚えさせるのです。
②フクロモモンガとコミュニケーションを取る
フクロモモンガとコミュニケーションを取る方法はいくつかあります。
例えば、ケージを掃除する際にフクロモモンガの好きな食べ物を与えたり、部屋に放して一緒に遊んだりしましょう。
焦らずに、フクロモモンガが懐くようにコミュニケーションを取ります。
また、フクロモモンガが寂しくないよう、ポーチに入れて一緒に行動する方法も有効です。
ペットボトルカバーや巾着袋にフクロモモンガを入れて、一緒に行動する方法です。
なお、フクロモモンガのポーチは専用のアイテムも販売されています。
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フクロモモンガが懐かない時の注意点
フクロモモンガが懐かないときや、飼い始めたばかりで威嚇してくる場合などは、噛まれることがあります。
出血することもあるほど強く噛まれる場合がありますが、飼い主さんが怒ったり怖がったりするといつまでも懐かないうえに、フクロモモンガも恐怖心を持ってしまい仲良くなれません。
懐くための方法を実践し、怒らず焦らずにコミュニケーションをとることが大切です。
また、フクロモモンガは夜に活動しますが、部屋を散歩させるときには目を離さないようにしましょう。
フクロモモンガとスキンシップをする際に、後ろから触れるないように注意が必要です。
フクロモモンガに限らず動物の本能で、後ろから急に触れられることには恐怖を覚えます。
そのため、飼い主さんがフクロモモンガの視界に入るようにして触りましょう。
フクロモモンガが懐かないときは根気よくコミュニケーションを取ろう
フクロモモンガは、生後2ヵ月~3ヵ月の子どもを飼うことで、比較的スムーズに懐くでしょう。
また、すでに飼っているフクロモモンガが懐かない、威嚇されるという場合には、飼い主さんのニオイを覚えさせたり、コミュニケーションを取る時間を増やしたりすることが大切です。
焦らず、ゆっくり距離を縮めて、可愛いフクロモモンガと楽しく暮らしましょう。
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