ハリネズミは性格が全く違い、よく見ると同じ毛色でも顔が全く違い、個性豊かです。
「ハリネズミを飼っていますが、他の色のハリネズミも気になります!」という人も多いのではないでしょうか?そこで、ハリネズミを多頭飼いするメリット・デメリット、自由に飼うメリット・デメリットを紹介します。
それぞれ詳しく説明していきますので参考にしてみてください。
ハリネズミの2匹飼いの魅力
ハリネズミの2匹飼いの魅力は、ハリネズミそれぞれの個性の違いを楽しめることです。
人懐っこくておとなしく、手の上で寝ている子もいれば、活発で動き回るのが大好きな子もいて、それぞれに個性があります。
いろいろな表情を見ることで、よりハリネズミの魅力を感じることができます。
ハリネズミの2匹飼い/多頭飼いするメリット・デメリット
実際にハリネズミを多頭飼いするメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
それぞれ説明していきます。
ハリネズミの2匹飼い/多頭飼育のメリット
1.様々な色のハリネズミを一度に楽しめる
色違いのハリネズミを飼育することで、それぞれの可愛らしさを同時に楽しむことができるという点です。
日本でペットとして飼われているハリネズミは4本足のハリネズミだけですが、カラーバリエーションは92種類ほどあると言われています。
また、色が違っても同じ4本足のハリネズミであり、見た目以外に習性や生活習慣に大きな違いはないので、一緒に飼われていても大きなケンカに発展することはほとんどありません。
それぞれのハリネズミの個性の違いを楽しめるのも多頭飼いの魅力です。
2.ハリネズミ同士のじゃれ合いがかわいい
もちろん、ハリネズミ同士がじゃれ合う姿は、1匹では見られない貴重な姿です。
まだ赤ちゃんの頃、同じケージで一緒に育てられたハリネズミたち。
一緒に寝たり、お母さんのお乳を一緒に飲んだり、本当に仲良しな姿は本当にほのぼのとしていて癒されます。
3.オスとメスを同時に飼育することで繁殖が可能
オスとメスを一緒に飼うことで繁殖ができるのも多頭飼育のメリットです。
しかし、ハリネズミは繁殖力が強く、メスがいるとオスが発情して暴れることがよくあります。
繁殖目的でオスとメスを同じケージに入れる場合は、オスがメスを追いかけ回したりしないように注意し、ストレスが溜まりすぎないように相性にも気を配りましょう。
ハリネズミの2匹飼い/多頭飼育のデメリット
1.偏食や食欲不振が起きても気づきにくい
同じケージで一緒に飼育すると、1日の排泄量や餌の量を把握するのが大変です。
ハリネズミはもともと好き嫌いが多く、個体によって好きな食べ物が違うことがよくあります。
そして、今まで好きだった食べ物を突然食べなくなることもあります。
偏食や食欲不振などの異常に気づきにくいというデメリットもあるので、毎日体重を測ったり、ケージ内に仕切りを作るなどして、適切な健康状態をこまめにチェックできる環境づくりを心がけましょう。
2.病気になると他のハリネズミに感染しやすい
一緒に飼育することで怖いのが感染症です。
1匹が感染すると、他の子にも感染する危険性が高まります。
一気に病気を広げないためにも、定期的な健康チェックをよりこまめに行う必要があります。
3.他のハリネズミの存在がストレスになりやすい
ハリネズミはもともと単独で行動する生き物なので、他のハリネズミが近くにいるとストレスを感じやすくなります。
ハリネズミは普段はおとなしい性格ですが、オスとペアになると針を噛んだり、暴れたりする子もいます。
性格が合わなくても影響は大きいので、様子を見て少しでもストレスを感じたら、別々のケージで飼育した方が長生きできます。
ハリネズミを2匹飼いするなら各ケージに1匹ずつ
ハリネズミ同士がケンカをすることはほとんどありませんが、ストレスの多い関係なので別々に飼育した方が安心です。
また、ハリネズミは生後2ヶ月で繁殖が可能になるため、メスとオスを同じケージに入れてしまうと、気づかないうちに赤ちゃんができてしまうこともあります。
赤ちゃんの世話ができない場合は、1つのケージに1匹で飼うのが基本です。
自分のテリトリーで暮らせるよう、できるだけ大きなケージを用意しましょう。
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