コーンスネークはおとなしい性格であり、一人暮らしの方にも人気があるペットです。
しかし、おとなしいのではなく、弱ってる・動かない時には、どのような理由や原因があるのでしょうか。
コーンスネークが弱ってる・動かない時の対処法も紹介します。
コーンスネークが弱ってる・動かない原因
コーンスネークが動かないと、心配になるものです。
体調が悪くなり弱ってる可能性があるため、コーンスネークが動かない原因を探りましょう。
元々動かない個体
コーンスネークはそもそも元気に動き回る生き物ではないため、「動かない=弱ってる」というわけではない可能性があります。
動かない理由が、寒くなり動きが鈍い、眠っているというものであれば、心配ありません。
しかし、怪我や病気が原因で動かない・弱ってる状態になっている場合、対処する必要があります。
毎日しっかりと観察して、少しの違和感にも気づいてあげられるようにしましょう。
冬眠時期
コーンスネークは変温動物であり、気温が下がると動きが鈍くなり、動かないことがあります。
弱ってると判断して温度を調整したり無理に餌を食べさせたりすると、コーンスネークに負担がかかるため注意しましょう。
卵詰まり
メスのコーンスネークは、卵詰まりをして弱ってる可能性があります。
交尾させる機会がなくても、無精卵を身ごもることがあります。
尻尾やお腹が膨れていたり、動かない期間が長い時には、動物病院に連れて行きましょう。
呼吸がおかしい
コーンスネークが口を開けたまま口を呼吸をしている、呼吸をする時に異音がする場合は、呼吸器疾患・肺炎の可能性があります。
脱皮不全
コーンスネークは脱皮をして成長しますが、皮が引っかかり、残ると脱皮不全になります。
脱皮不全になった部分の血行が悪くなり、部分的に壊死して体調を崩し、弱ってる可能性があります。
脱皮不全はすぐに確認できるため、脱皮の皮が残っていないかチェックしましょう。
コーンスネークが弱ってる・動かない時の対処法
コーンスネークが弱ってる・元気がない時には、動物病院に行くか、飼い主さんが治療をする必要があります。
コーンスネークが弱ってる・動かない時の主な対象を2つ紹介します。
動物病院に連れて行く
コーンスネークが弱ってる・動かない時には、インターネットで情報収集をする方が多いでしょう。
しかし、獣医師の診察を受けて、診断してもらうことが大切です。
飼い主さんの自己判断で対処すると、状態が悪くなったり命を落としたりするリスクがあるため、安易な自己判断は禁物です。
飼い主さんが対処する
動物病院で診察を受けるのが大切ですが、動物病院が遠い、年末年始休診日で診てもらえないという場合もあるでしょう。
緊急で対処しなければならない時には、コーンスネークを購入したペットショップやブリーダー、コーンスネークを飼育している方に相談する方法も有効です。
コーンスネークを弱らせないための環境づくり
コーンスネークが弱ってる・動かないといった状況にならないよう、飼育環境を整えることが大切です。
コーンスネークが健康に過ごせる飼育環境について紹介します。
温度温度管理を徹底する
コーンスネークは25~35が適温です。
ヒーターを設置するか、温度計で管理しましょう。
ゲージを置く場所は直射日光が当たらず、外気にゲージ内の温度が左右されないようにすることが大切です。
脱皮できる環境を整える
コーンスネークは、物に体をこすることで脱皮をします。
ケージの中にシェルターを入れておくと、コーンスネークが安心して過ごせる他、脱皮の際に体を擦り付けられます。
また、脱皮をしてる時にストレスをかけたせいで脱皮不全になることがあるため注意しましょう。
ケージは静かな場所に設置して、飼い主さんは遠くから見守ることが大切です。
ゲージのメンテナンス
ゲージはお手入れしやすいよう、取り外せるものがおすすめです。
また、コーンスネークはフタを開けて脱走する可能性があるため、ロックできる専用のゲージを使うと良いでしょう。
毎日コーンスネークを観察する
糞を取り除いたり脱皮の兆候がないかなど、健康チェックを行いましょう。
糞を取り除く際に、お腹がゆるくなっていないか確認することもポイントです。
コーンスネークが動かない弱ってる時には原因を明らかにしよう
コーンスネークが動かない・弱ってるのではと感じる時には、脱皮不全になっていないか、呼吸は正常かなど、コーンスネークの状態を確認します。
また、温度管理をして、飼育環境を整えることも大切です。
コーンスネークが動かない原因がわからない場合や、明らかに弱ってる時には、蛇を治療できる動物病院を受診しましょう。
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