コーンスネークがくしゃみをする【呼吸音が変なら注意】口を開けたままになる原因

コーンスネークがくしゃみをする【呼吸音が変なら注意】口を開けたままになる原因

コーンスネークが口を開けたままの状態でいる、くしゃみをするなどの場合、肺炎を起こしている可能性があります。

本来口を閉じているはずのコーンスネークの呼吸がおかしい場合には、注意が必要です。

コーンスネークが口を開けたままになる、くしゃみをする原因を紹介します。


コーンスネークが口を開けたままでいるのは呼吸が苦しいから

健康なコーンスネークは、口を閉じて呼吸をします。

しかし、肺炎といった呼吸器系の病気になっていると、口を開けたまま呼吸をします。

口を開けたままになっている時間が長い時は、肺炎を起こしている可能性があるでしょう。

そのため、すぐにコーンスネークを診察できる動物病院を受診する必要があります。

コーンスネークの呼吸音がおかしい原因

コーンスネークが口を開けたままになっている、口を開けたまま呼吸をする、くしゃみをする、呼吸の仕方がおかしい場合、寄生虫やウイルスなどの感染症を併発していることがあります。

湿度や温度が適切ではなかったり、脱皮不全で剥けるはずの皮で鼻の穴を塞いでいるため、口を開けたまま呼吸をしている可能性があるでしょう。

コーンスネークがの呼吸音がおかしい時の主な原因を紹介します。

細菌感染

細菌感染を起こし、細菌により肺炎を起こしている可能性があります。

温度が低い、ケージのお手入れができていないなど、不衛生な飼育環境が原因で病気になることがあります。

また、ビタミンAが不足することにより、免疫力が下がると、感染症を起こしやすいです。

肺炎から血液の中に細菌が入り、命に関わることもあります。

また、真菌による肺炎を起こしている可能性もあります。

真菌はカビが原因のため、管理ができていない不衛生な飼育環境で起こることが多いです。

ウイルスによる肺炎

ウイルス性の肺炎にかかっている可能性がかかることもあります。

真菌・ウイルス性いずれの場合も、多頭飼いしている場合にはすぐに隔離する必要があります。

寄生虫

寄生虫の卵と幼虫は、コーンスネークの糞として排出されます。

検便で卵や幼虫が確認できるため、獣医師の指示に従って駆除する必要があります。

脱皮不全

脱皮不全になると、皮が鼻の内側に残ります。

鼻が詰まるため、呼吸音がおかしくなったり口を開けたまま息をしたり、くしゃみをしたりします。

刺激成分によるくしゃみ

タバコや香水などに含まれている化学物質や、ゲージ内が不衛生になりアンモニア臭がしていると、粘膜を刺激されてくしゃみをすることがあります。


コーンスネークが口を開けたままのときは原因に合わせて対処しよう

コーンスネークが口を開けたまま呼吸をする、くしゃみをする、呼吸音がおかしい場合は、肺炎や鼻炎、鼻づまりなどが挙げられます。

しかし、鼻炎になるケースは少なく、肺炎もしくは鼻炎と肺炎を同時に発症している可能性が高いです。

初期症状としては呼吸音が少しおかしくなる程度で、気づかないケースが多いです。

症状が悪化すると、口を開けたまま呼吸をする、くしゃみをするなどのほか、喉が膨らむ、首をかしげるなどの症状も見られます。

口を開けたままでいる時間が長かったり、頻繁にくしゃみをする、呼吸の仕方がおかしいと感じるときは、症状が悪化する前に動物病院を受診しましょう。

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