コーンスネークを飼っていると、コミュニケーションや運動不足解消の一環として、部屋んぽをしたいと考える方もいるでしょう。
コーンスネークにとって部屋は非常に重要であり、運動不足になると尿酸結石といったトラブルを引き起こすことがあります。
そこで、部屋んぽさせるべき理由や、部屋んぽ時の注意点を紹介します。
コーンスネークは部屋んぽをしないと運動不足になる!尿路結石の危険も
コーンスネークは狭い。
ゲージの中だけで過ごすと運動不足になることがあります。
広いゲージを用意できるのであれば良いですが、ゲージが狭かったり、運動不足が気になる方は、部屋んぽをさせてあげましょう。
運動不足になると、尿路結石になるリスクが高まります。
細長い体のコーンスネークは、尿と同時に生成される尿酸結石を詰まらせ、便秘になることがあります。
尿管結石で便秘になる原因は、運動不足のほか、温度が低い、水分が不足しているなども挙げられます。
水分不足になると、緑色の尿酸が出ることも多いです。
尿酸結石により便秘になると、食欲がなくなり手術をしなければならなかったりするため注意が必要です。
運動不足解消のためにも、コーンスネーク部屋んぽさせましょう。
コーンスネークを部屋んぽさせる際の注意点
コーンスネークを部屋んぽさせる際には安全を確保し、飼い主さんが目を離さないことが大切です。
ほかにもいくつかの注意点があるため、詳しく紹介します。
他のペットと会わないようにする
犬や猫など、ほかに動物を飼っている場合、同じ部屋でコーンスネークを部屋んぽさせないようにしましょう。
蛇は、猫や犬がおもちゃだと判断するような動きをするため、命に関わります。
ほかに犬や猫といったほかのペットを飼っている場合には、別の部屋で行いましょう。
飼い主さんが踏まないように注意
コーンスネークを部屋んぽする時には、常にどこに居るのか確認します。
予想外の場所に入り込んだり、気配を感じられなかったりするため、目を離すと踏みつけたり、誤って上に座ってしまったりする危険があります。
コーンスネークの部屋んぽをする際には、絶対に目を離さないことが大切です。
尿酸の臭いに注意!すぐに拭き取る
コーンスネークの糞は、尿酸の匂いが強いことが特徴です。
クッションやシーツなどの上に排泄をされると、臭いがとれません。
簡単に洗えないものや臭いをつけられたくないものは移動させたり、上にペットシーツを掛けておくと良いでしょう。
健康のためにも安全にコーンスネークを部屋んぽさせよう
コーンスネークは、運動不足になると尿路結石により便秘・拒食になったり、最悪の場合は手術をしなければなりません。
運動不足解消やコミュニケーションの一環として、部屋んぽさせるのがおすすめです。
安全に配慮しながら、コーンスネークの部屋んぽをさせましょう。
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