コーンスネークのベビーが餌を食べないと、体力が急激に落ちてしまい命にかかるため注意が必要です。
また、ヤング・アダルト期でも、何らかの病気にかかっており食べられなくなっている可能性があるため注意しなければなりません。
そこで、コーンスネークのベビーが餌を食べないときの対処法を詳しく紹介します。
コーンスネークが餌を食べないときの対処法3つ
コーンスネークの幼体が餌を食べないと、不安を覚えるものです。
また、ヤングやアダルト期のコーンスネークでも、長い期間餌を食べていないと命に関わるため対処が必要です。
すぐに実践できる、餌を食べないときの対処法を見ていきましょう。
餌を食べないときの対処法①見守る
見守るだけでは何もしていないのと同じだと考える方も多いですが、静かに見守るだけで餌を食べるようになるケースも珍しくありません。
神経質なコーンスネークは、人が見ているとマウスといった餌を食べないことがあります。
餌をマウスをゲージの中に入れて食べるところを見たくなりますが、1回離れましょう。
ただし、マウスの鮮度が落ちるため、1日経過しても食べないときは餌を破棄する必要があります。
餌を食べないときの対処法②餌の解凍方法を変える
餌の温度が低すぎると、餌を食べなくなったり吐き戻しをしたりします。
電子レンジでマウスを冷凍マウスを解凍するケースがありますが、温度にムラができるため、湯煎で解凍するのが良いでしょう。
湯煎をする際の温度が、ピンクマウスは40~60度、大きなリタイアマウスは50~70度が目安です。
お湯が冷たくなったら、交換しましょう。
しっかりと解凍されているかどうか、マウスのお腹の部分を触ると判断できます。
柔らかくなっていれば、内臓までしっかり解凍されていると判断できます。
餌を食べないときの対処法③コーンスネークの餌を変更する
コーンスネークの飼育環境を整えて、マウスの解凍方法も問題ないにも関わらず餌を食べないときには、餌を変更してみるのも良いでしょう。
同じピンクマウスでも、メーカーを変更するだけで食べるようになったケースもあります。
餌を変える際には、次に購入するときのことも考え、入手しやすい餌を選ぶこともポイントです。
鶏肉なら食べるケースもありますが、スーパーで販売されている鶏肉は内臓が取り除かれており、筋肉の部分しかありません。
そのため、ミネラルやビタミンが不足します。
毎回の餌で鶏肉をあげるのは止めましょう。
さらに、冷凍ヒヨコもありますが、マウスと比較して栄養価が低いため、毎回食べさせるのはおすすめできません。
マウスを若干小さいものに変更すると、食べることがあります。
マウスのサイズは、コーンスネークのお腹の最も太い部分と同じ大きさがよいでしょう。
何をしてもコーンスネークが餌を食べないときは動物病院で診察を受けよう
強制給餌でコーンスネークに餌を食べさせる方法もありますが、無理に餌を食べると消化器官や顎に負担がかかり、命を落とす可能性があります。
置き餌をしたり、餌を変更をしたりといった方法が有効です。
様々な方法を試しても鶏肉しか食べない、一切餌を食べないという場合には、コーンスネークを診察できる動物病院に相談するのがおすすめです。
餌の食べさせ方や鮮度を見直して、コーンスネークの健康を守ってあげましょう。
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