チンチラが食べてよい食材/食べたら危険NGな食べ物!食べちゃダメな理由

チンチラが食べてよい食材/食べたら危険NGな食べ物!食べちゃダメな理由

チンチラにとって食べて良い食べ物と悪い食べ物のリストを紹介します。

知らずに身の回りにある物が多いため、誤って食べたら危険です。

チンチラが食べてよい食材/食べたら危険NGな食べ物、食べたらどうなるのかについても、確認しておきましょう。


チンチラって何が食べられるの?食べてもよいもの

まず、与えても大丈夫なものを紹介します。

これは一例のため、すべてを網羅していません。

乾燥野菜

まずは乾燥野菜から。

生野菜は腹持ちが悪いため、なるべく水分を減らすようにしましょう。

チンチラが野生で生活する場合、水分の多いものは食べないため、これに対応できずに体調を崩してしまうチンチラもいます。

ちなみに、市販のおやつには乾燥させたものがたくさんあります。

例えば キャベツ、ニンジン、パセリ、ブロッコリー、レタス、小松菜など。

与えすぎには注意が必要ですが、気分転換やコミュニケーションの一環として小分けにして与えてみると、「手はおいしいものをもらえる場所」と思ってくれて、安心するかもしれません。

キャベツ、とうもろこし、ブロッコリー、ほうれん草は禁止されているようです。

日本では情報が遅れる可能性があるため、心配な方は与えないでください。

野草

次に野草です。

その辺に生えている野草は与えないようにしましょう。

野生動物の排泄物や昆虫、農薬などが含まれている場合があり、チンチラの健康を害する恐れがあります。

食用として販売されているものを購入し、適量を与えましょう。

ドライフルーツ

次にドライフルーツです。

ドライフルーツは果物なため、カロリーや糖分がかなり高くなります。

そのため、牧草などの淡白な味のものを食べなくなることがあります。

また、虫歯(う蝕)の原因にもなりますため、与えすぎには注意しましょう。

バナナは与えてはいけないと明記されている海外サイトもあります。

現在、健康上の問題はありませんが、日本でのチンチラ飼育に関する情報が遅れている可能性があるため、心配な方は与えるのを控えてください。

チンチラが食べてはいけないもの

チンチラが食べてはいけない食べ物について紹介します。

これを食べたら病院に連れて行きましょう。

少量なら食べても良いが、メリットのない食べ物

少量なら与えても大丈夫かもしれませんが、正直あまりオススメできません。

ジャガイモ

ジャガイモにはソラニンという成分が含まれており、下痢や嘔吐の原因になります。

人間にとっては少量でも、チンチラにとっては毒になります。

また、生のジャガイモにはプロテアーゼ阻害剤も含まれており、これも下痢の原因になります。

他方に与える場合は茹でた方が良いが、害もなく益もないため、与えない方が良いでしょう。

中毒になるもの

次にリスクの高いものを紹介します。

タマネギ、ネギ、ニンニクなど(刺激野菜)

アリウムなどのユリ科の植物に含まれる硫化アリルという成分が赤血球を破壊し、重度の貧血を引き起こします。

症状としては、震え、血尿、ふらつき、貧血、動くのが困難になります。

しかし、これの問題点は、中毒症状が後から現れることです。

1日から数日後に現れることが多いです。

そのため、玉ねぎなどを切った包丁やハサミを使用する際は、必ずよく洗ってから使用しましょう。

少量の玉ねぎのカスや汁でも、チンチラが中毒を起こす可能性があります。

症状は出にくいですが、万が一口に入れている方を見かけたら、すぐに病院へ行き、疑わしい場合はかかりつけの医師に事情を話して予約をしてください。

アボカド

アボカドに含まれる毒素はペルシン。

発見されてからまだ日が浅いため、詳しいことはまだわかっていません。

しかし、少なくともペルシンが強い殺菌作用を持つ毒素であることは分かっています。

人間以外の動物が食べると中毒症状が現れます。

症状としては嘔吐、下痢、呼吸困難、不整脈などがあるが、チンチラなどの小動物にとっては少量でも死に至ることがあり、非常に危険です。

アサガオ、スイセン、アジサイ、ガジュマル、アセビ、ヒヤシンス

これらは家庭でもよく栽培されている植物ですが、毒のある花でもあります。

下痢、嘔吐、変色した血液、口の周りの腫れ、痙攣などを引き起こすこともあります。

中毒症状が重くなると死に至ることもあります。

例えば、ヒヤシンスの球根、花、葉、樹液にはシュウ酸カルシウムという毒成分が含まれています。

その他の観葉植物(ポトス、ポインセチア、アロエなど)

ポトスなどの植物は育てやすいため、家で飼っている方も多いです。

しかし、食べるとかなり危険で、犬や猫にも害があるといわれています。

症状としては、口の中を中心に炎症が広がり、発熱や吐き気、よだれがたくさん出ることもあるようです。

ポインセチアも同様で、小型犬が誤飲して死亡した例もあります。

アロエは犬では嘔吐や下痢を起こすほか、腎臓に悪影響を及ぼし、血尿が出ることもあり、猫でも体温が下がるなどの症状が出ることがあります。

びわ、あんず、うめ、もも、すもも、さくらんぼ、さくらんぼの種

バラ科する種子や未熟な果実部分には、多くのシアン化合物が含まれています。

シアン化合物とは、アミグダリンやプルナシンという青酸を含む自然界に存在する有毒物質です。

熟した果実はまだ良いですが、熟していない果実は健康を害する可能性があります。

一度に大量に摂取すると、頭痛、めまい、吐き気、立ちくらみなどの中毒症状を引き起こし、場合によっては痙攣、呼吸困難、死に至ることもあります。


チンチラの健康によい食べ物や危険な食べ物を理解しよう

チンチラが食べてはいけないものを口にすると、少量でも死に至ることがあります。

そのため、観葉植物を置いている部屋ではチンチラを飼わない、台所には入れないなどの対策を心がけましょう。

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