アオジタトカゲは、尻尾を自切することがあります。
アオジタトカゲが自切をすると、不安になる方もいるでしょう。
アオジタトカゲが自切をするのはするのは、良いことではありません。
そこで、アオジタトカゲが自切をする理由や、自切をしないための対策を紹介します。
アオジタトカゲが自切する原因
アオジタトカゲは、自分の命が危ないと感じると、身を守るために尻尾を自切します。
切り離された尻尾がしばらく動くことで、敵が尻尾に意識を向けている間にアオジタトカゲが逃げるためです。
アオジタトカゲの尻尾が再び生えますが、自ら切り離して再生するためには体力が必要です。
アオジタトカゲが自切をして尻尾が再生するまでの間に、体調不良になり、命に関わることもあります。
アオジタトカゲの尻尾は何度でも再生できるため、自切をしても問題ないというイメージを持つ方もいるでしょう。
しかし、アオジタトカゲからすると、一生に一回あるかどうかの大きな出来事なのです。
アオジタトカゲが自切しないための対策方法
アオジタトカゲを丁寧に扱っていれば、自切することはありません。
万が一アオジタトカゲが自切したら、自切した部分から細菌が入らないよう飼育環境を清潔に保ちましょう。
また、餌をしっかりと食べさせて栄養を補給します。
アオジタトカゲは自切すると痛いのか
アオジタトカゲは自切すると痛いかどうかは、いろいろな説があります。
アオジタトカゲが目から涙を流していた、断面から血が出ていたという話もあり、アオジタトカゲにとって自切が痛いことだという説があります。
しかし、アオジタトカゲの尻尾は神経が通っているものの、自切で切り離された部分は自切節といわれる部分であり、自切しても大丈夫な状態で切断するため、ほとんど痛みはないとも考えられます。
アオジタトカゲが自切するのは自分の身を守るため!扱い方に注意しよう
アオジタトカゲに過度なハンドリングをすると、ストレスがかかり自切する可能性があります。
また、アオジタトカゲは頭上から天敵である鳥に襲われる危険性を感じるため、ケージの上から急に手を入れるのは厳禁です。
アオジタトカゲの頭の上からつかまないこと、スキンシップをしないことが大切です。
万が一アオジタトカゲが自切したときには、飼育環境を見直したうえでケージ内を清潔に保ち、体調の変化をしっかり観察しましょう。
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