イエアメガエルのベビーにミルワームがおすすめの理由!ミルワームの正しい食べさせ方

イエアメガエルのベビーにミルワームがおすすめの理由!ミルワームの正しい食べさせ方

イエアメガエルの生餌としてポピュラーなのはコオロギですが、見た目に抵抗がある方も多いのではないでしょうか。

また、コオロギそのものがデリケートなため、ストックをするのはイエアメガエルを飼育する以上に大変だと感じる方も多いです。

そのような場合には、イエアメガエルにミルワームを与えるのがおすすめです。

イエアメガエルのベビーや飼育にミルワームがおすすめの理由と、ミルワームを与える際の注意点を紹介します。


イエアメガエルのベビー・飼育にミルワームがおすすめの理由

イエアメガエルのベビーや、飼育していくうえでミルワームがおすすめの理由を紹介します。

コオロギとの比較も合わせて見ていきましょう。

ミルワームはイエアメガエルに食べさせやすい

コオロギは素早く動くため、手で捕まえてイエアメガエルの飼育ケージに移動させるのに手間がかかります。

また、イエアメガエルにとっても、コオロギは動きが早く捕まえるのに手間がかかります。

ミルワームは素早く動く虫ではなく、簡単に飼育ケージに移動させられることが特徴です。

イエアメガエルにとっても、動きが鈍く、簡単に捕らえられることがメリットです。

ミルワームそのものの管理がしやすい

ミルワームを飼育管理する必要がありますが、ミルワームを入れているケースは月に1回掃除をすればよく、水分はほとんど必要ありません。

また、ミルワームは湿度や温度の変化にも強いです。

コオロギはデリケートであり飼育保管するのが大変で、ケースを掃除したり水を与えたりといった手間がかかります。

しかし、ミルワームは生命力が強く、3日に1回程度様子を見るだけで管理できます。

ミルワームはコストパフォーマンスが良い

コオロギは一匹10円以上しますが、ミルワームは100匹入って500円以内で購入できることが一般的です。

また、ミルワームは飼育保管中に命を落とす確率も低いため、コストパフォーマンスが良いといえます。

ベビーのイエアメガエルにはミルワームが良いですが、アダルトのイエアメガエルには注意が必要です。

アダルトのイエアメガエルは、一度で大量のミルワームを食べます。

また、ミルワームを捕まえる時に吹き飛ばしてしまい、水の中や土の中に入り、餌にならないことがあります。

そのため、大きなコオロギを食べさせたほうがコストパフォーマンスが良いです。

イエアメガエルが好む動きをする

ミルワームをイエアメガエルの飼育ケージに入れた際に、活発に動きます。

イエアメガエルの視界に入りやすく、興味を持ち、捕食する確率も高くなります。

イエアメガエルにミルワームを食べさせる際の注意点

イエアメガエルにミルワームを食べさせる際には、カルシウム不足になるなるため注意が必要です。

ダスティング・ガットローディングをする、甲殻類も与えるなど、主な注意点を詳しく見ていきましょう。

ダスティングをする

ダスティングは、生餌にカルシウム剤をまぶすことです。

カルシウム剤がついた生き餌をイエアメガエルが食べることによって、イエアメガエルがカルシウムを摂取できます。

コオロギは飛び跳ねてしまうため、大きめのバケツに入れたうえでカルシウム剤をふりかけます。

ミルワームは飛び跳ねることがないため、飼育ゲージ内でダスティングを行いましょう。

ガットローディングをする

ガットローディングは、生餌に栄養素をプラスする方法です。

イエアメガエルは生餌を丸呑みするため、生餌が食べたものも栄養として摂取されます。

ミルワームの飼育管理をしている床材に鰹節を入れて、ミルワームに鰹節を食べさせましょう。

ガットローディングは、イエアメガエルに餌を与える1日前に行います。

甲殻類も食べさせる

カルシウム不足にならないよう、ダスティングとガットローディングを行いますが、カルシウムが多く含まれているダンゴムシやワラジムシを食べさせる方法もおすすめです。

ただし、ワラジムシやダンゴムシは丸く固くなるため、イエアメガエルが「餌ではない」と思い、吐き出してしまうことがあります。

基本的には、ダスティングとガットローディングを行いましょう。

イエアメガエルのベビーの飼育にはミルワームを活用しよう

ミルワームは動きが遅く食べさせやすいことや、生命力があり飼育保管しやすいことがメリットです。

また、コストパフォーマンスが良く、通販サイトでも簡単に購入できます。

ただし、ダスティング、ガットローディングをすること、甲殻類を食べる個体であれば甲殻類を与えることも大切です。

イエアメガエルのベビーや、飼育していくうえでは、正しい方法でミルワームを取り入れましょう。

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