ペットとして飼っているアオジタトカゲの目が開かない、目から泡が出ているなど、様子がおかしい場合どのようにすれば良いのでしょうか。
アオジタトカゲの目が開かない、目から泡が出る原因と治療方法を紹介します。
アオジタトカゲの目が開かない/目から泡が出る原因
アオジタトカゲも涙そのものは人間と同じように出ますが、目から泡が出ているように見える場合は結膜炎になってる可能性が高いです。
アオジタトカゲが結膜炎になる原因としては、細菌感染のほか紫外線により目に炎症を起こした可能性が考えられます。
アオジタトカゲの目が開かない/目から泡が出ている時の治療方法
アオジタトカゲの目が開かない、目から泡が出ているときには自宅で対処するのが困難です。
そのため、病院で治療を受けましょう。
動物病院での治療方法は、抗生剤の目薬を処方されることが一般的です。
抗生剤の目薬で目が開かない・目から泡が出ているなどの症状が1週間程度で治まることが多いでしょう。
アオジタトカゲに目薬をしても目が開かない、目から泡が出ている場合には、角膜の切除手術手術を行うケースもあります。
結膜炎以外で考えられるアオジタトカゲの病気
アオジタトカゲの目が開かない、目から泡が出るなどの症状は結膜炎の可能性が高いです。
しかし、他の病気の可能性もあるため注意が必要です。
アオジタトカゲの目が開かない、目から泡が出るときに結膜炎以外で考えられる主な病気を紹介します。
くる病
くる病とは、アオジタトカゲの血中カルシウムが低下して痙攣する、歩き方がに異変が起こるといった症状が現れます。
また、同じ場所をぐるぐると回るように歩くことも特徴です。
くる病の初期では、餌を食べなくなります。
アオジタトカゲの目にも異変が表れている場合には、薬を服用する、日光浴をさせる対処法を行います。
脱皮不全
アオジタトカゲは、体だけではなく眼球も脱皮をします。
脱皮が脱皮不全になると、眼球に皮が残った状態で目が開かない状態になります。
アオジタトカゲが脱皮不全になって目が開かない状態になっている場合は、濡らしたティッシュで丁寧に拭き取って保湿をしなければなりません。
栄養失調
アオジタトカゲに与えている餌が、カルシウムが少なくリンが多く含まれている場合、栄養失調で失明することがあります。
アオジタトカゲの餌は、栄養のバランスを考慮しましょう。
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呼吸器疾患
アオジタトカゲが呼吸器の感染症にかかると、目が開かないことがあります。
呼吸器の感染症を起こすと、目が開かない症状から口に症状が広がって口内炎になり、餌が食べられなくなります。
口内炎になり餌を食べられないと命に関わるため、早めに治療を始めましょう。
呼吸器の感染症は、多くの場合抗生物質を処方されます。
アオジタトカゲの目が開かない/目から泡が出ているときには早めに治療しよう
アオジタトカゲの目が開かない、目から泡が出ている場合、結膜炎になっている可能性が高いです。
他にも、栄養失調やくる病、脱皮不全などの可能性もあります。
自己判断は危険なうえに、感染症にかかっていると命に関わるため、早めに動物病院を受診しましょう。
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