レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)のレモンフロストは、美しい発色が特徴の種類です。実際に飼ってみたいという方も多いでしょう。
しかし、レオパードゲッコーのレモンフロストには腫瘍や奇形が発生するリスクがあるとされています。
具体的にどのような問題があるのか、レオパードゲッコーのレモンフロストについて詳しく解説します。
レオパードゲッコーのレモンフロストの特徴
レオパードゲッコーのレモンフロストは、一般的なレオパにはない虹色細胞を持っており、反射して白く見える目、レモン色の見た目など美しい用紙をしています。
ハイイエローに白が入った魅力的な見た目であり、値段は数十万~数百万円で販売されている個体もいました。
レオパードゲッコーのレモンフロストの腫瘍や奇形のリスクとは
レオパードゲッコーのレモンフロストは魅力的な見た目から注目を集めていましたが、非常に高い確率で悪性腫瘍、つまり癌になる点に注意が必要です。
虹色細胞には腫瘍が発生するリスクがあり、研究では95%のレオパードゲッコーのレモンフロストに腫瘍が発見されています。
遺伝的な悪性腫瘍のリスクがあり、内臓に転移する危険性があるのです。
また、一般的なレオパードゲッコーと比較して、レオパードゲッコーのレモンフロストは奇形で生まれるリスクも高いことから、交配は望ましくないといえるでしょう。
レオパードゲッコーのレモンフロストを購入する前に考えてみよう
人間がお金儲けのために繁殖させたレオパードゲッコーのレモンフロストは、悪性腫瘍になる可能性が非常に高く、奇形で生まれる可能性も高い種類です。
苦しんで命を終わらせる可能性が高いということであり、非常に悲しい話です。
魅力的な個体を見たい、飼いたいと思うことそのものは否定することではありません。
そのため、レオパードゲッコーのレモンフロストを作った人々を真っ向から否定することなどできないでしょう。
しかし、生まれる命が苦しむ可能性があるのであれば、レオパードゲッコーのレモンフロストなど、腫瘍の発生や奇形リスクが高い個体の作成はなくなってほしいものです。
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