レオパードゲッコーの主食としてコオロギを与える必要がありますが、主に生き餌と冷凍コオロギの2種類があります。
生餌は管理が大変だと感じ、冷凍コオロギを与えたいと考える方も多いでしょう。
しかし、冷凍コオロギは栄養素が落ちるのではと不安をいだく方も多いのではないでしょうか。
そこで、レオパードゲッコーにコオロギを与える際のポイント、生餌と冷凍コオロギの違いについて紹介します。
レオパードゲッコーに生餌をあげるメリット
レオパードゲッコーに生餌をあげる3つのメリットを紹介します。
レオパードゲッコーの食いつきが良い
レオパードゲッコーに生餌をあげるメリットとしては、食いつきが良いことが挙げられます。
本能のままに、生餌をハンティングして食べてくれるでしょう。
レオパードゲッコーによっては冷凍コオロギと生餌では全く反応が異なることもあり、生餌が好きなレオパードゲッコーの場合には積極的に生餌をあげたほうが良いといえます。
生餌は栄養素が豊富
レオパードゲッコーにあげる生餌は、冷凍コオロギと比べると栄養素が豊富です。
冷凍コオロギは、一回冷凍しているため多少栄養素が壊れてしまいます。
繁殖させれば餌代を節約できる
生き餌は、コオロギが生きた状態で管理するため、繁殖させれば餌代を節約できます。
コオロギを増やすのは手間がかかりますが、ミルワームであれば比較的スムーズに増やせるでしょう。
複数のレオパードゲッコーを飼育している場合は餌代もかかるため、繁殖させられる生餌はメリットが大きいです。
レオパードゲッコーに生餌をあげるデメリット
レオパードゲッコーに生餌をあげるデメリットを紹介します。
コオロギの管理が大変
ミルワームは良いですが、コオロギを管理するのは大変です。
生餌をあげることにこだわると、レオパードゲッコーを飼っているのかコオロギを飼っているのか分からないほど、管理に手間がかかります。
レオパードゲッコーを攻撃することがある
生きたコオロギをケージ内に入れていると、レオパードゲッコーを攻撃することがあります。
コオロギに攻撃されると、レオパードゲッコーが恐怖を覚えてしまいコオロギを食べなくなることがあるため注意が必要です。
コオロギの脚を取る必要がある
コオロギの後ろ足は大きく、レオパードゲッコーの口の中を傷つけることがあります。
そのため、生餌の脚を取ってから与えなければなりません。
レオパードゲッコーに冷凍コオロギをあげるメリット
レオパードゲッコーに冷凍コオロギをあげるメリットを紹介します。
レオパードゲッコーを攻撃しない
冷凍コオロギは、当然レオパードゲッコーを攻撃することはありません。
そのため、安全に与えることが可能です。
また、管理しやすいこともメリットだといえるでしょう。
長期保存できる
レオパードゲッコーにあげる冷凍コオロギは、1~2ヶ月ほど保存しておけます。
レオパードゲッコーに冷凍コオロギをあげるデメリット
レオパードゲッコーに冷凍コオロギをあげる場合の注意点を紹介します。
慣れるまでは食べさせ方に工夫が必要
レオパードゲッコーは、冷凍コオロギをあげても食いつかないことがあります。
ピンセットで与えたり、コオロギの体液を舐めさせて、冷凍コオロギが餌であることを覚えさせましょう。
家族がいる場合の注意点
冷凍庫にコオロギを入れておくことに抵抗を覚える方も多いです。
そのため、家族がいる場合は、家族に許可を得るか自分の部屋に小さな冷凍庫を置くようにしましょう。
冷凍コオロギよりも生餌の方がおすすめ
レオパードゲッコーにコオロギを与える場合、冷凍コオロギよりも生餌のほうがメリットは大きいといえます。
しかし、生餌は管理が大変なため、不足する栄養素をサプリメントで補いながら冷凍コオロギを与える方法も有効です。
レオパードゲッコーの好みのものや、自分があげやすい餌を選びましょう。
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