ヒョウモントカゲモドキの尾が切れ、驚いたり対処法に困ったりする飼い主さんも多いのではないでしょうか。ヒョウモントカゲモドキの尾が切れる理由や、尾が切れた時の対処法、注意点を紹介します。
ヒョウモントカゲモドキの尾が切れたら注意
そもそも、ヒョウモントカゲモドキの尾は長期間餌を食べられないときに備えて、栄養を確保しておく場所です。
ヒョウモントカゲモドキの首と同じくらいの太さの尾であれば、栄養状態が良く、健康だといえるでしょう。
しかし、尾が細い場合、十分な栄養が蓄えられていない状態です。
栄養状態を確認できるほどの重要な部位である尾が切れる、自ら切るという行動は、よほどのことであると考えるべきでしょう。
ヒョウモントカゲモドキの尾が切れないようにする方法
ヒョウモントカゲモドキの尾が切れないようにするためには、驚かせないことが大切です。
・大きな音を出さない
・突然手を入れない
・尻尾を扉で挟まない
・尻尾を持たない
ヒョウモントカゲモドキの尾が切れないようにハンドリングしよう
ヒョウモントカゲモドキの尾が切れないようにハンドリングするためには、驚かせず、ゆっくりハンドリングすることが大切です。
急に手を出したり、つかんだりすると、驚いて尾を切ることがあります。
ヒョウモントカゲモドキの尾が切れないようにするために、お腹に手を入れ、手のひらで身体を支えてゆっくり持ちましょう。
ヒョウモントカゲモドキがハンドリングに慣れるまでは緊張して尾が切れることがあるため、慣れてくれるまでは持ち上げるだけにして、すぐに戻してあげます。
ハンドリングに慣れてくれたら、持ち上げても緊張しなくなるため、尾や背中を撫でてあげましょう。
ただし、頭部は急所であり、触れると尾が切れるほど驚いたり緊張したりするため注意が必要です。
ヒョウモントカゲモドキはスピーディーに動くことはないため、飼い主さんが意図しない方向に動いても慌てず、落ち着いて対処しましょう。
ヒョウモントカゲモドキの尾が切れたときの対処法
ヒョウモントカゲモドキの尾が切れたときは、ケージ内をきれいにして、静かに観察します。
尾が切れても、消毒する必要はありません。
蓄えていた栄養素がなくなった状態のため、栄養満点の餌を与えることが大切です。
心配な場合は、爬虫類を診察できる病院を受診しましょう。
ヒョウモントカゲモドキの尾が切れないように飼育しよう
ヒョウモントカゲモドキが驚いたり身の危険を感じたりすると、尾が切れることがあります。
そのため、尾を切らないように、適切な飼育環境を整えることが大切です。
尾が切れても特別な対処をする必要はありませんが、元気がなかったりそもそも尾が細かったりする場合には、病院で診察を受けましょう。
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