ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)を飼っていて、「ゲコゲコ」と喉を鳴らすことがある、理由は?病気なのでは?と気になる方ももいるでしょう。
そこで、ヒョウモントカゲモドキが喉を鳴らす理由と、正しい対処法を紹介します。
ヒョウモントカゲモドキが喉を鳴らす理由
ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)が喉を鳴らす場合、どのような場面で喉を鳴らすのかを振り返ってみましょう。
例えば、
●掃除で取り出す時
●体勢が悪い持ち方をした時
●餌を食べているときに触れた
●脱皮前で神経質になっている時
などが挙げられるのではないでしょうか。手のひらに乗せて安定させると鳴き止むケースが多いです。
おとなしいヒョウモントカゲモドキでも、ハンドリングをするとストレスを感じ、喉を鳴らすことがあります。
また、人間でも、食事をしているときにグイグイ触られたら「止めろよ!」と言うでしょう。それと同じです。
忙しいときに「かまってかまって~」としつこく触られたら「うるさい!」となるものです。
人間に置き換えて考えてみると、分かりやすいかもしれません。
ヒョウモントカゲモドキが喉を鳴らすときは恐怖やストレスを感じているとき!
ヒョウモントカゲモドキが喉を鳴らす、つまり叫び声を上げているということは、強い恐怖やストレスを感じている状態です。
ヒョウモントカゲモドキから見ると、「命が危ない!」を感じている状態であり、1度ストレスや恐怖を与えてしまうと信頼を取り戻すには時間がかかります。
生き物は人間のおもちゃではありません。
スキンシップをとりたくても、喉を鳴らすような恐怖やストレスを感じているのであれば、触れるのは止めましょう。
ヒョウモントカゲモドキの心が離れてしまったときの対処法
ヒョウモントカゲモドキが頻繁に喉を鳴らすのにハンドリングを止めなかったり、頻繁に喉を鳴らす場合、飼い主さんになつかないことがあります。
また、なついていたのに「この人は嫌なことをする」と感じ、心が離れてしまうこともあるでしょう。
ヒョウモントカゲモドキをなつかせる、慣れさせるためのポイントを紹介します。
ヒョウモントカゲモドキの性格によっては時間がかかる
ヒョウモントカゲモドキがもともと威嚇をするような攻撃的な性格の場合、なつくまでに時間がかかるでしょう。
しかし、いずれの個体も、餌をあげる時に少し触れる、もしくはヒョウモントカゲモドキを持ち上げてほかのケースに移してから餌をあげることを習慣にしましょう。
ヒョウモントカゲモドキが慣れたときに見せる特徴
ヒョウモントカゲモドキが慣れてきたときには、以下のようなサインを見せてくれます。
●飼い主さんの姿が見えても逃げない
●ケージに手を入れても威嚇しない
●ヒョウモントカゲモドキを触っても喉を鳴らさない
●飼い主さんの姿が見えるとシェルターから出てくる
ヒョウモントカゲモドキが喉を鳴らすときは無理にハンドリングするのはやめよう
ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)が喉を鳴らす理由は、恐怖やストレスを感じているためです。
うれしいときや飼い主さんにじゃれているわけではないので、ヒョウモントカゲモドキを触る頻度を最小限に抑えましょう。
⇒⇒【こちらの記事もオススメ】
レオパードゲッコーがかかりやすい病気5つ!原因と症状