レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)は体が小さい生き物で、屋外で散歩させるのは難しく、部屋の中で散歩をさせる必要があります。
レオパードゲッコーを部屋の中で散歩させることは「部屋んぽ」と呼ばれており、犬の散歩と同じような意味で使われています。
そこで、レオパードゲッコーの部屋んぽの必要性、安全な部屋んぽの方法を紹介します。
レオパードゲッコーの部屋んぽは必要?
レオパードゲッコーを部屋んぽさせる必要があるかどうかは、意見が分かれています。
レオパードゲッコーを狭いゲージの中から出して広い場所で部屋んぽさせることによって、ストレスを解消できることがメリットです。
また、人の視線がある場所で散歩させると、人に慣れやすいこともメリットとして挙げられます。
しかし、本来レオパードゲッコーは隠れて過ごしている生き物であり、広い部屋に出すことがストレスになる可能性もあります。
飼い主さんの考え方に合わせて部屋んぽさせるかどうか考える
レオパードゲッコーは、同じケージ内で、水とエサを与えられています。
生きるために不自由しませんが、退屈しているかもしれません。
人間であれば、同じ部屋の中にいてもゲームをしたり本を読んだり、好きなことができます。
しかし、レオパードゲッコーは小さいゲージに床材を敷き、水入れと餌入れ、シェルターが設置されているだけです。
レオパードゲッコーが退屈そうに見えるのであれば、自由に歩き回るせてあげると良いでしょう。
部屋の中に隠れられる場所を作ったり、登れる場所を作ったりするのがおすすめです。
人間がしっかりと管理したストレスがかからない環境が、レオパードゲッコーにとって最も良い環境です。
無理に刺激を与える必要はありません。
たまにハンドリングをしたり、部屋をさせたりするのはレオパードゲッコーにとって良い刺激になるでしょう。
ただし、部屋んぽをさせすぎるのはストレスになるため、適度に行うことが大切です。
レオパードゲッコーの部屋んぽの方法
レオパードゲッコーは部屋んぽさせる時には、以下のことに注意しましょう。
●部屋んぽをする場所の温度と湿度を保つ
●危険なものは撤去する
●レオパードゲッコーが通り抜けられるような隙間を塞ぐ
●部屋んぽ中は目を離さない
部屋んぽする場所の湿度と温度を保つ
レオパードゲッコーが部屋んぽをする場所は、暖房などを使って湿度と温度を一定に保ちましょう。
数分変貌させるだけであれば良いですが、夏や冬はケージ内と室内の温度差が大きくなります。
レオパードゲッコーにとって適切な温度を維持しなければ部屋んぽによって体調を崩す可能性が高いです。
危険な物は撤去する・隙間をふさぐ
レオパードゲッコーが部屋んぽをする場所に、倒れそうなものや崩れそうなものがないか確認します。
また、本棚やタンスの隙間も塞ぎましょう。
レオパードゲッコーは隠れる習性があるため、隙間を見つけると入り込んでしまいます。
隙間に入ると助け出すのが非常に大変で、危険なため、物やガムテープでしっかりと塞ぐことが大切です。
部屋んぽ中は目を離さない
レオパードゲッコーを部屋んぽさせる時には、飼い主さんが目を離さない事が話さないようにしましょう。
レオパードゲッコーは素早く動くため、少し目を離すとどこにいるか分からなくなることがあります。
安全な環境を整えてレオパードゲッコーを部屋んぽさせよう
レオパードゲッコーは、部屋んぽをさせてもさせなくても問題ありません。
飼い主さんの判断で決めましょう。
レオパードゲッコーを部屋んぽをさせる時には、隙間をふさぐ、危険なものを撤去するなど、安全を確保することが重要です。
また脱走家怪我を防ぐためにも、飼い主さんが目を離さないように行う必要があります。
部屋んぽさせるときには、適度な回数で、安全に行いましょう。
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