ヒョウモントカゲモドキを飼育するうえで、霧吹きを準備しておかなければなりません。
しかし、ヒョウモントカゲモドキに直接霧吹きで水をかけるのか、必須なのかなど、疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。
そこで、ヒョウモントカゲモドキの飼育で霧吹きが必要だといわれる理由、霧吹きを使う際の注意点を紹介します。
ヒョウモントカゲモドキに霧吹きを使う理由
ヒョウモントカゲモドキの飼育で霧吹きを使う理由を紹介します。
湿度を管理するため
ヒョウモントカゲモドキの飼育環境は、湿度50~60%を維持するのが理想です。
ヒョウモントカゲモドキのケージの内部にはパネルヒーターを設置するため、ケージ内の空気が乾燥します。
ヒョウモントカゲモドキが脱皮不全を起こしたり、脱水症状になったりするため、霧吹きで湿度を上げる必要があるのです。
水飲み場を作る
ヒョウモントカゲモドキを飼育する場合には水専用のお皿を用意します。
しかし、ヒョウモントカゲモドキによっては水飲み場を認識できないケースがあるのです。
そのため、お皿から水を飲めない、水飲み場を認識できない子の場合は、ケージの側面を霧吹きで濡らしてあげましょう。
水滴を舐めることで水分を確保できるほか、水が入ったお皿を認識できるようになる可能性があります。
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ヒョウモントカゲモドキに霧吹きを使う際の注意点
ヒョウモントカゲモドキに霧吹きを使う際の注意点を2つ紹介します。
直接水をかけない
霧吹きを使う際には、ヒョウモントカゲモドキに直接吹きかけないようにしましょう。
気にしないヒョウモントカゲモドキもいますが、個体によってはビックリしてストレスになることがあります。
霧吹きを使いすぎない
霧吹きで湿度を上げる際、1日数回に分けて霧吹きを使用しましょう。
1度に大量の水を吹き付けると、ケージ内の湿度が上がりすぎて雑菌が繁殖します。
自動でヒョウモントカゲモドキのケージに霧吹きできる「テラリウム・パルダリウム用ミスティングシステム」
テラリウム・パルダリウム用ミスティングシステムは、タイマーが付いた自動霧吹き装置です。
使用シーンに合わせて、霧吹きをするサイクルや時間を設定でき、ボタンを押すだけで使用できるシンプルな設計です。
時間やサイクルを設定しておけば自動でヒョウモントカゲモドキのケージ内に霧吹きできるため、留守にする時間が長い方に最適でしょう。
ノズルが360度回転するため、好きな方向に霧吹きできます。
設置した後は注ぎ口から給水できるため、装置を取り外す必要がありません。
ヒョウモントカゲモドキに霧吹きを使って乾燥を予防しよう
ヒョウモントカゲモドキの飼育環境を整え、乾燥を予防するために霧吹きが必要です。
脱皮不全や脱水症状を予防し、吸水場所を作ってあげなければなりません。
忙しい日でも、1日に1度は霧吹きを行う必要があります。
留守にする時間が長い場合には、紹介したミスティングシステムを使用してヒョウモントカゲモドキの飼育環境を最適な状態に維持しましょう。