イエアメガエルは肉食であり、自然下では自分よりも小さい両生類、爬虫類、昆虫を食べて暮らしています。
また、自分の体に入る大きさであれば、鳥やネズミなどを餌にすることもあります。
ペットとしてイエアメガエルを飼育する場合は、どのような餌を与えるのがおすすめなのか、餌の種類や餌を与えるタイミング、餌の量の紹介します。
イエアメガエルの餌として使われるもの
イエアメガエルの餌としては、様々なものが代用されています。
●レオパゲル
●レオパドライ
●レプトミン
●トカゲブレンドフード
イエアメガエルは全種完全肉食性です。
しかし、レプトミンは植物成分の配合量が多いため、イエアメガエルの餌としては不十分です。
そのため、レオパドライの方がよいでしょう。
イエアメガエルの餌の量や食べさせるタイミング
イエアメガエルは餌を飼育ゲージに入れたら、入れたぶんだけ食べます。
与えすぎると、吐き戻しや肥満、消化不良を起こます。
イエアメガエルの餌は、適切な量を、適切な頻度で食べさせましょう。
イエアメガエルのベビーの餌
オタマジャクシからカエルになったベビーは、1日に2~3回、餌を与えます。
ベビーのときには栄養をしっかり摂取する必要があるため、毎日餌を与えます。
また、ベビーのイエアメがエルは食べられる量が少ないため、1回の量を少なめにして1日数回食べさせるのがおすすめです。
イエアメガエルの頭の2倍くらいの量の餌を食べさせるのが目安です。
なお、餌を食べさせていて、食べる勢いが落ちたら1度止めましょう。
イエアメガエルのアダルトの餌
イエアメがエルが7cmほどになったら、2~3日に1回餌を与えます。
餌の量は、イエアメがエルの頭2個分位の量を目安にします。
イエアメガエルの餌は?おすすめ4選
イエアメガエルは、基本的に生餌で飼育する必要があります。
特にイエアメガエルのベビーをペットにする場合は、生餌を食べさせて食べさせるのがおすすめです。
アダルトになったら人工餌を食べさせるのも良いでしょう。
イエアメガエルにおすすめの餌を4つ紹介します。
おすすめの餌①コオロギ
イエアメガエルの餌用のコオロギは、ヨーロッパイエコオロギ、フタホシコオロギが販売されています。
コオロギは、インターネットで購入しやすいエサです。
ただし、飼育管理の手間がかかります。
梅雨や夏など湿度が高い時期には、風通しが良い場所でコオロギを飼育管理しましょう。
また、イエアメガエルの飼育ケース内の水が溢れると全滅するため注意が必要です。
さらに、コオロギの後ろ足は棘があります。
イエアメガエルに食べさせる際には後ろ足を切ってから食べさせましょう。
おすすめの餌②レッドローチ
レッドローチはコオロギとは異なり鳴かなず、管理しやすいです。
壁を登れないため、プラスチックのケースで飼育管理が可能です。
コオロギは共食いする可能性がありますが、レッドローチは確率も低いことがメリットです。
レッドローチは寒い季節があまり動きませんが、暖かくなると活発に動くため、脱走に注意しましょう。
おすすめの餌③ショウジョウバエ
イエアメガエルの餌用として、飛ばないハエが販売されています。
上陸したばかりのイエアメガエルには、ショウジョウバエがおすすめです。
飛ばないショウジョウバエで飼育ケージの壁を登ってしまうため、イエアメガエルが食べられなそうであれば、ハエを捕まえて食べさせてあげましょう。
おすすめの餌④人工餌
イエアメガエルは、レオパードゲッコーやツノガエル用の人工餌を食べさせる方法もおすすめです。
ペレットであれば、霧吹きで湿らせてふやかしてから食べさせましょう。
人工餌は管理しやすくリーズナブルなため、生餌だけではなく、人工餌にも慣れさせておくのがおすすめです。
なお、体が大きなイエアメカエルはメダカを食べてしまうため、同じケージ(水槽)で飼うことはやめたほうがよいです。
イエアメガエルには生餌がおすすめ!頻度や量も調整しよう
イエアメガエルは、人工餌の食いつきが悪い個体がいるほか、ベビーのときには生餌を食べさせるのがおすすめです。
コオロギやレッドローチがおすすめで、同時に人工餌も与えて慣れさせておくと便利です。
餌の頻度や量も調整して、イエアメガエルが健康に暮らせるようにしましょう。
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