コーンスネークをペットとして飼うのに、どの程度の維持費がかかるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
コーンスネークを飼ってみたいものの、お金がかかりすぎるのであれば止めたいという方もいるでしょう。
そこで、コーンスネークの初期費用や維持費はどのくらいかかるのか紹介します。
コーンスネークを飼う前の初期費用
コーンスネークを飼う前に飼育グッズを揃えなければなりません
②暖房器具
③サーモスタット
④温度・湿度計
⑤水入れ
初期費用は、これらの飼育グッズと、コーンスネークの個体の費用です。
飼育用ケージ
コーンスネークのケージは、爬虫類専用のものを用意するのがおすすめです。
60cm以下のものは値段が安いものの、アダルトになると狭くなるため、買い替えなければなりません。
最初から60cm以上のケージを選ぶほうがコスパが良いです。
ケージサイズは、一般的な大きさの600×450×450だった場合、約15,000~20,000円です。
暖房器具
コーンスネークの暖房器具はケージの内部を温めるものと、一部を温めるものの2種類があります。
全体を温める「煙突」と呼ばれる商品と、一部を温めるパネルヒーターに分かれています。
暖房器具はケージのサイズに合わせて選ばなければなりません。
600×450×450のケージであれば、煙突はMサイズ、マルチパネルヒーターは16Wサイズで良いでしょう。
暖突が約6,000円、マルチパネルヒーターは16Wサイズで約4,000円、合計約10,000円位です。
サーモスタット
コーンスネークのケージの温度管理をするために、サーモスタットが必要です。
サーモスタットは、ダイヤルタイプ、液晶タイプに分かれています。
機能によって値段が異なりますが、ダイヤルタイプのサーモスタットは値段が安く、約4,000円です。
液晶タイプは約10,000円です。
温度計・湿度計と水入れ
温度と湿度を確認できる確認するための、温度計と湿度計を用意します。
温度と湿度の2つを同時に確認できるものも販売されています。
デジタルタイプ、アナログタイプなどで値段に差がありますが、アナログタイプのほうが値段は安いです。
価格は約800円です。
水入れは、爬虫類専用商品や、タッパー”を使います。
爬虫類用の水入れは約1,000~2,000円、タッパーであれば100円です。
コーンスネークの飼育にかかる初期費用
暖房器具:約10,000円
サーモスタット:約4,000円
温度湿度計:約800円
水入れ:約2,000円
合計:約36,800円
コーンスネークに餌を与える際にピンセットを使う場合、ピンセットを購入する必要がありますが、それでも4万円前後が目安だといえるでしょう。
ペットを飼いはじめるときの初期費用としては、安いといえます。
コーンスネークの飼育にかかる維持費
コーンスネークを飼育する際の維持費は、電気代、餌代、消耗品代がかかります。
コーンスネークは体温調整ができないため、保温器具は必須です。
そのため、維持費として電気代が高くなる傾向があります。
電気代
コーンスネークは保温器具が必要で、常に稼働させていなければなりません。
保温器具を常に稼働させた場合、一か月の電気代は約850円です。
餌代
コーンスネークの餌にはいくつかの仕事種類がありますが、一般的な冷凍マウスを与えた場合、ヤングのコーンスネークで1ヶ月約3,000円です。
ただし、通常よりも多めで。
大きいサイズのマウスを与えた場合の目安のため、小さいサイズや与える数が少なければ値段は安くなります。
また、冷凍マウスの大きさや餌を与える頻度は個体差があるため、あくまでも目安にしてください。
消耗品代
消耗品は床材や、水が挙げられます。
床材にキッチンペーパーを使用する場合、尿酸や糞を出した時に交換します。
600×450×450のケージを使った場合、キッチンペーパー1ロールが1ヶ月でなくなるかどうかです。
維持費をまとめると、以下のようになります。
餌代:約3,000円
消耗品代:約100円
合計:約3,950円
コーンスネークは初期費用と維持費が比較的低いペット
コーンスネークを飼いはじめる前の初期費用は約4万円、維持費が1ヶ月約4,000円です。
犬や猫と比較すると、初期費用や維持費は少ないといえます。
予算内に収まり、経済的に無理なく飼えるのであれば、コーンスネークのお迎えを検討してみてはいかがでしょうか。
⇒⇒【こちらの記事もオススメ】
コーンスネークを飼育するデメリット!メリットや魅力はあるの?
コーンスネークは許可・届け出が必要?飼うのが難しいのか解説