ウーパールーパーの飼育には人工飼料でも十分です。
しかし、個体によって好き嫌いがあるため、その子の好みのものを見つけてあげたいですね。
今回は、ウーパールーパーは何を食べるのか、おすすめの餌の種類や特徴、与え方などを紹介します。
ウーパールーパーの餌の与え方/食べさせ方
ウーパールーパーは餌をキャッチするのが苦手だったり、餌に気づかないことがあるため、慣れるまではピンセットやスポイトで餌を近づけて直接与える必要があります。
特に複数のペットを飼っている場合は、1匹だけが食べないこともあるため、この方法がおすすめです。
慣れてきたら水槽に落としてあげると、自分で食べるようになります。
ウーパールーパーは何を食べる?おすすめの餌
ウーパールーパーは人工飼料が多く出回っているため、飼育は簡単です。
それでも個体によっては生き餌が大好きで、人工餌は眼中にないという個体もいます。
ウーパールーパーに与えることができる餌を紹介するため、できるだけ多くのバリエーションを用意してください。
●人工飼料
●生き餌
●冷凍エサ
●スーパーで買える代用品
主食用の人工餌を使う
ウーパールーパー専用の人工餌がたくさん販売されています。
人工飼料は食べやすく、栄養バランスも良いため、食べてくれるのであれば他のものを与える必要はありません。
特に、丸い粒状の沈むタイプの人工飼料がおすすめです。
キョーリンから販売されている「ひかりウーパールーパー」は、小粒から大粒タイプを体の大きさに合わせて選べます。
1袋300円程度で、2ヶ月ほど持ちます。
ただし、人工餌だけでは飽きてしまう個体もいるため、次に紹介する餌も与えることをおすすめします。
食いつき抜群の生き餌
ウーパールーパーは、口に入る大きさのものが目の前で動けば何でも囓ろうとします。
餌として考えられるのは、熱帯魚専門店で売られている和金(金魚)、メダカ、シマエビなどです。
また、爬虫類専門店で売られている小型のコオロギ、デュビア、レッドローチ、ミールワーム、ハニーワームなども良いでしょう。
捕食が苦手なため、小魚を食べているところを観察するのは難しく、夜間に食べることが多いです。
昆虫類は脂肪分が多いため、おやつとして時々与えます。
さらに、栄養価に優れたブラインシュリンプは生後2週間以内の赤ちゃんの餌として必要です。
おやつに使いやすい冷凍エサ
代表的な冷凍エサには、ミミズや冷凍アカムシなどがあります。
最も簡単に与えることができるため、ウーパールーパーが人工飼料を食べないときに重宝します。
また、生まれたばかりの赤ちゃんや、体長が10cm以下のウーパールーパーにも有効です。
代用できるフード
人工飼料がない場合は、牛の心臓、鶏のささ身、魚の切り身、刺身などで代用できます。
栄養価は低く、脂肪分が多いため、たまのおやつ程度にしましょう。
ウーパールーパー餌の頻度と量は?
ウーパールーパーの成長過程によって餌を与える頻度は変わってきます。
・10cm以上であれば1日1回
・15cm以上であれば2日に1回
若いうちは多くの栄養を必要とするため、餌切れに注意し、たっぷり与えます。
大人になってからは肥満防止と短命防止のため、食べさせ過ぎには注意してください。
与える量ですが、まず吐き出すまで与えてみて、それ以降はその8割程度の量を与えてください。
食べ残しはすぐに片付ける
ウーパールーパーはエサをたくさん食べ、ウンチもたくさん出すため、水が汚れやすい。
しかも水質の悪化に弱いため、汚れた水は危険です。
餌は水に入れると溶けてしまうため、入れたらすぐに食べられるようにしましょう。
また、食べ残しがある場合はすぐに取り除いてください。
ろ過フィルターを設置すれば、水質の悪化を遅らせることができるので安心です。
また、時間はかかりますが、ホースで水を吸い出せば、エサを壊すことなくきれいに処分できる。
5日間くらいは餌がなくても大丈夫
ウーパールーパーは5日間ほど餌がなくても生きていけるため、短期間なら放っておいても問題はありません。
長期で出かける場合は、いつでも食べられるようにメダカや金魚、エビなど水中でも生きていける餌を入れておく方法もあります。
お出かけの前に、生き餌をちゃんと食べるかどうかだけは確認しておきましょう。
ウーパールーパーは人工餌だけでも飼育できる
ほとんどのウーパールーパーは人工飼料だけでうまく飼育することができる。
しかし、大好物の餌を見た時の嬉しそうな顔や、早く来てくれと言わんばかりの必死の行動、餌への素早い食いつきなど、今まで見たことのない動きをするのが魅力です。
その姿はとてもかわいいため、ウーパールーパーが気に入る餌をぜひ探してみてください。
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