イエアメガエルの餌としては、バッタ、トンボなど昆虫をイメージする方が多いです。
しかし、ペットとしてイエアメガエルを飼う場合には、昆虫を餌で与えるのが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで、イエアメガエルには虫以外の餌を与えても良いのか、人工餌のみで飼育できるのかを紹介します。
イエアメガエルの餌とは?虫以外は食べる?
イエアメガエルは、目の前で動き、口に入るものならとりあえず口に入れて餌にします。
小さいカエル同士で共食いをしたり、オタマジャクシを食べてしまうこともあります。
食べさせる餌の種類は、生き餌、人工餌、冷凍エサの3種類です。
生き餌は、そのまま食べてくれます。
池はケージに入れておけばケージに入れておけば食べてくれますが、人工餌や冷凍エサは目の前で動かしてあげなければいけません。
イエアメガエルの主食は生き餌
生き餌はイエアメガエルの食いつきが良く、主食として利用されています。
まずは、コオロギやレッドローチ、ミルワーム、デュビアを購入しましょう。
特にデュビアやコオロギは栄養バランスが良く、主食としておすすめです。
ミルワームが脂肪分が多いため肥満になりやすく、おやつとして利用しましょう。
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また、メダカ、金魚もイエアメガエルの主食になります。
しかし、自然下でイエアメガエルが魚を捕まえられるケースは珍しく、基本的に捕まえられません。
そのため、おやつとして食べさせるのがおすすめです。
他にも以下のような昆虫が挙げられます。
●バッタ
●ザリガニ
●エビ
●トカゲ
●チョウチョ
●ハエ
●イモムシ
●ミミズ
●アリ
●ガ
道端で捕まえられる昆虫は、イエアメガエルの餌になります。
ただし、農薬がついている可能性があったり、道路の周辺で汚れた場所で取ったりした虫は、与えないようにしましょう。
イエアメガエルの赤ちゃんには、コオロギやデュビア、ショウジョウバエを与えなければ健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
イエアメガエルを虫以外の餌で育てるのはおすすめできない
イエアメガエルを虫以外の人工餌のみで飼育するのは、難しいといえます。
最初から虫以外の人工餌を食べてくれるイエアメガエルは少ないためです。
そのため、最初は昆虫を主食として、少しずつ人工餌のみで飼育できるようにする必要があるでしょう。
さらに、人工餌を食べるのは比較的大きなサイズのカエルです。
人工餌を食べてくれる確率が高いとは言えないため、基本的には生餌が必要になります。
イエアメガエルの冷凍餌はおやつに最適
冷凍餌は、冷凍コオロギと冷凍マウスの2種類があります。
生き餌を与えるのには抵抗がある方は、冷凍のコオロギを使用しましょう。
人工餌よりも食いつきが良い傾向があります。
冷凍マウスはトカゲや蛇の餌として販売されていますが、カエルにも食べさせられます。
マウスは栄養価が高く、イエアメガエルは運動をしないため、たくさん食べさせると肥満になり寿命が短くなります。
冷凍マウスは1月に1回程度食べさせましょう。
イエアメガエルを人工餌のみで飼育するのは難しい
人工餌に慣れさせれば、人工餌のみで飼育することも可能です。
しかし、急に人工餌を食べなくなる可能性はあるため、コオロギなどの昆虫を食べさせる覚悟は持っておく必要があります。
イエアメガエルを健康に長生きさせるためにも、基本的には生き餌を主食として、人工餌や冷凍餌も取り入れましょう。
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