フトヒゲアゴトカゲを飼っていると、フトヒゲアゴトカゲはなつくのか気になる方もいるでしょう。
そこで、フトヒゲアゴトカゲは人になつくのかについて詳しく解説します。
また、フトヒゲアゴトカゲとスキンシップを取る際の注意点についてもチェックしていきましょう。
フトヒゲアゴトカゲはなつく？
フトヒゲアゴトカゲは、人になつくことはありません。
フトヒゲアゴトカゲを始めとして爬虫類は群れる動物ではないためです。
動物界では餌にされる種類であり、スキンシップはストレスになることもあります。
つまり、フトヒゲアゴトカゲを飼っていても、餌を与える時以外にスキンシップはとれないのだと考えておいた方が良いでしょう。
フトヒゲアゴトカゲが威嚇をしなかったり、餌を欲しがったりするしぐさを見せることがありますが、あくまでも「慣れた」だけです。
フトヒゲアゴトカゲがなつくケースは極めて稀
フトヒゲアゴトカゲが、人になつくことはほとんどありません。
甘えたり、一緒に寝たりすることも困難でしょう。
気を付けたいのは、フトヒゲアゴトカゲが嫌なそぶりを見せなくてもストレスを感じていることがあるということです。
例えば、スキンシップをとったときに身体を硬直させる、目を閉じるなどは、苦痛な時間が終わるのを我慢している状態です。
そのため、無理になつくようにスキンシップを取るのはやめましょう。
フトヒゲアゴトカゲに触れる際の注意点
フトヒゲアゴトカゲは、人に触られることを好みません。
そのため、ハンドリングと呼ばれるスキンシップを取る際には十分注意が必要です。
ハンドリングの注意点として以下が挙げられます。
●短い時間にする
●後ろから掴まない
フトヒゲアゴトカゲは頭を撫でることを嫌うため、フトヒゲアゴトカゲの身体の下からゆっくり手を入れて、フトヒゲアゴトカゲの身体をすくうようにして手に乗せましょう。
また、落下の危険があるため、高い場所でハンドリングをしないようにします。
ちなみに、頭を触られるのを嫌う理由は、爬虫類を餌にする猛禽類が上から襲ってくるためです。
野生の本能で、頭を触られるのを嫌うのです。
基本的にフトヒゲアゴトカゲがなつくことはない！慣れさせるように努力しよう
フトヒゲアゴトカゲがなつくことは極めて稀なため、無理にスキンシップを取ってなつかせようとするのは止めましょう。
まずは、飼い主さんに慣れてもらうことが大切です。
餌をあげたり、ケージを掃除したりと、少しずつ距離を縮めてからハンドリングにチャレンジしましょう。
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