フレンチブルドッグの月にかかるお金はいくら?費用の目安を紹介

フレンチブルドッグの月にかかるお金はいくら?費用の目安を紹介

フレンチブルドッグを飼う際に、月にかかるお金の金額の目安を詳しく紹介します。
どのような物に、どのくらいのお金がかかるのかを知っておくことで、貯蓄の参考にしましょう。

また、これからフレンチブルドッグを飼う場合には、月にかかるお金を知っていれば無理なく飼育できるのか、経済的に厳しいため飼育を見送るのかも決められます。

飼い主さんもフレンチブルドッグも幸せに暮らせるよう、月にかかるお金を把握しておきましょう。


フレンチブルドッグの月にかかるお金の種類

フレンチブルドッグの月にかかるお金は、「飼い始めの段階」、「毎月」「毎年」、「臨時」の4つのカテゴリーに分けられます。

それぞれの種類から、簡単にチェックしていきましょう。

フレンチブルドッグを飼い始めた時にかかるお金

・フレンチブルドッグの登録費用
・狂犬病予防法注射の費用
・健康診断費用
・混合ワクチン接種費用
・飼育用品費用

フレンチブルドッグの月にかかるお金

・食費・おやつ
・おもちゃ
・消耗品

フレンチブルドッグを飼っていると毎年必要なお金

・狂犬病予防注射
・混合ワクチン接種費用
・フィラリア予防薬
・ノミ・ダニ予防薬

フレンチブルドッグに臨時でかかるお金

・しつけ教室費用
・ペットシッター・ホテル料金
・病気や怪我の治療費
・ペット保険料金
・オスフレンチブルドッグの去勢手術費用
・メスフレンチブルドッグの避妊手術費用

フレンチブルドッグの月にかかるお金を中心に、それぞれの内訳を詳しく見ていきましょう。

フレンチブルドッグの月にかかるお金

体重10kg未満のフレンチブルドッグの場合は10,000円、体重15~20kgのフレンチブルドッグの場合は2万4,000円程度が目安です。

体重10kg未満のフレンチブルドッグの月にかかるお金

・ドライフード:1,000円
・ウェットフード:6,000円(1日200円)
・おやつ:1,000円
・消耗品:2,000円

体重15~20kgのフレンチブルドッグの月にかかるお金

・ドライフード:5,000円
・ウェットフード:15,000円(1日500円)
・おやつ:2,000円
・消耗品:2,000円

消耗品には、ペットシーツやおもちゃが含まれます。

フレンチブルドッグに毎年かかるお金

フレンチブルドッグを飼っていると毎年かかるお金の内訳は以下の通りです。
ノミダニ薬とフィラリア薬については、身体の大きさによって費用が変動します。

・狂犬病予防法注射の費用:注射済票交付料込3,500円
・健康診断費用:5,000円~2万円
・ノミダニ薬:1万2,000~2万4,000円
・フィラリア薬:5,000~1万6,000円

フィラリア予防薬

一般的な目安は以下の通りです。
・5kg未満の小型フレンチブルドッグ:1ヶ月800~1,400円
・15~20kgの中・大型フレンチブルドッグ:1ヶ月1,500~2,000円

⇒⇒【フィラリア予防について詳しくはこちらの記事をチェック】
犬のフィラリアと犬猫のノミダニ予防は必須!予防方法と値段は?

ノミ・ダニ予防薬

一般的な目安は以下の通りです。
・5kg未満の小型フレンチブルドッグ:1ヶ月1,000~1,500円
・15~20kgの中・大型フレンチブルドッグ:1ヶ月1,500~2,000円

⇒⇒【ノミダニ予防について詳しくはこちらの記事をチェック】
犬のフィラリアと犬猫のノミダニ予防は必須!予防方法と値段は?

月にかかるお金だけじゃない!臨時で必要なお金

フレンチブルドッグの月にかかるお金のほか、臨時でお金が必要になる場合もあります。
特に、医療費については予測できないため、経済的に余裕を持って飼育することが大切です。

しつけ教室

しつけ教室は、フレンチブルドッグを飼い始めたばかりの段階や、ある程度飼っていても上手にしつけできない場合に利用します。

・5kg未満のフレンチブルドッグ:39,760円(年間)
・5~10kgの小型フレンチブルドッグ:37,260円(年間)
・10~20kgの中・大型フレンチブルドッグ:93,393円(年間)

ペットシッター・ペットホテル

突然の仕事や、旅行で長期間留守にする場合には、ペットシッターに依頼するかペットホテルを利用しましょう。

・ペットシッター1頭1回3,000円~5,000円以内
・ペットホテル1頭1泊3,000円~7,000円(体重によって異なる)

医療費

フレンチブルドッグが病気や事故にあった場合、医療費が必要です。
医療費は症状や治療方法、入院や通院の有無によって大きく異なるため、一概にはいえません。

大手保険会社が発表したデータでは、5kg未満の犬の年間医療費は約51,526円、5~10kgの犬は約75,622円、10~20kgの犬は約66,285円でした。

フレンチブルドッグを飼育する場合、飼い主さんの医療費の経済的負担を減らすために、ペット保険に加入することが一般的です。

フレンチブルドッグの体重によって異なりますが、1ヶ月の保険料は3,000~4,000円が相場です。

⇒⇒【医療費について詳しくはこちらの記事をチェック】
医療費とペット保険の関連性!保険は必要なのか?保険会社の比較方法

フレンチブルドッグを飼い始めた時に必要なお金

フレンチブルドッグを飼い始めるにあたり必要なお金は以下の通りです。
なお、フレンチブルドッグの生体費用は除きます。

・フレンチブルドッグの登録費用:3,000円
・狂犬病予防法注射の費用:注射済票交付料込3,500円
・健康診断費用:5,000円~2万円
・混合ワクチン接種費用:1万5,000~3万円
・飼育用品費用:2~9万円

飼育用品は、どの商品を選ぶかによって異なります。
また、健康診断費用は、検査項目や病院ごとに違いがあります。
ワクチン接種は初年度に3回打つことを想定した金額です。

フレンチブルドッグの登録費用とは?

狂犬病予防法(第一章の第四条)により、フレンチブルドッグの飼い主には市区町村に飼い犬を登録すること、交付された鑑札をフレンチブルドッグに着けることが義務付けられています。

鑑札を付けていないフレンチブルドッグは捕獲対象になり、飼い主には20万円以下の罰金に処せられることがあるため注意が必要です。

フレンチブルドッグの登録期限

生後90日齢以下のフレンチブルドッグを飼育する場合は、生後91日齢~120日齢の間に登録をします。
登録するのは、居住地を管轄する市区町村です。

生後91日齢以上のフレンチブルドッグや成犬を飼育する場合は、飼育し始めた日から30日以内に登録を済ませなければなりません。
登録先は、居住地を管轄している市区町村です。

健康診断費用

健康診断費用の項目とかかるお金は以下の通りです。

・初診費:1,000~2,000円
・便の検査:737~897円程度
・血液検査:採血料727円、生化学検査料4,625円程度
・血液型検査(必要な場合のみ):5,432円
・尿検査:尿の採取料金1,127円~1,549円、検査料金1,432円程度
・エックス線検査:単純撮影の場合は3,931円程度
・心電図検査:2,521円程度

⇒⇒【健康診断について詳しくはこちらの記事をチェック】
犬の健康診断の検査項目7つと費用の目安

混合ワクチン接種費用

5~6種混合ワクチン:1回5,000~7,500円
8~10種:1回5,000~10,000円

⇒⇒【混合ワクチン接種について詳しくはこちらの記事をチェック】
犬の健康診断費用とワクチン接種費用について

飼育用品費用

フレンチブルドッグを買うにあたって必要な飼育用品と、かかるお金は以下の通りです。

・フレンチブルドッグ用トイレ:2~5,000円
・食器:2~5,000円
・ブラシ:1~4,000円
・爪きり:500円~2,000円
・首輪・ハーネス:1~5,000円
・リード:2,000円~1万円
・キャリーバッグ:4,000円~1万円
・ハウス・ケージ:5,000円~3万円
・ベッド:2,000円~2万円

⇒⇒【関連記事】
【国内最大級】ペットのドラッグストア「ペットゴー」5つの特典と魅力を紹介

フレンチブルドッグの去勢・避妊手術費用

フレンチブルドッグの繁殖を希望しない場合や、病気(前立腺肥大・腫瘍・子宮蓄膿症など)の予防のために去勢・避妊手術をする場合には、以下のお金がかかります。

・去勢手術費用:10,000~25,000円程度
・避妊手術費用:20,000~40,000円程度

基本的には、最初の発情をする前の生後6ヶ月以前に獣医師に相談しましょう。


フレンチブルドッグの月にかかるお金を把握して余裕をもって飼おう

フレンチブルドッグの月にかかるお金は、体重によって若干変動します。

しかし、予想できない病気や事故などで医療費が必要な場合や、ペットシッターやペットホテルの利用など臨時でかかるお金もあるため注意が必要です。

飼い主さんにもフレンチブルドッグにも負担がかからないように、経済的な余裕を持って飼えるよう収支計画を立てましょう。

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