フレンチブルドッグの耳の動きで感情が分かる!気持ちを示す耳の動き4つ

フレンチブルドッグの耳の動きで感情が分かる!気持ちを示す耳の動き4つ

フレンチブルドッグは全身を使ってボディランゲージをします。

目や表情、しっぽのほか、耳の動きでも気持ちを表現しているのです。

そこで、フレンチブルドッグの気持ちを示す耳の動きを4パターン紹介します。


フレンチブルドッグが耳の動きで感情を示せる理由

フレンチブルドッグをはじめ、犬の耳には5つの筋肉が存在しています。

人間が3つの筋肉で耳を動かすのに対して、フレンチブルドッグは5つの筋肉を使えるので複雑な動きも可能なのです。

フレンチブルドッグの耳の筋肉
1.耳を後ろにお腹の方向や後方に引く「耳下腺耳介筋(じかせんじかいきん)」
2.後方や外方に引く「後耳介筋(こうじかいきん)」
3.外耳を引き上げて後方や前方に引く「背耳介筋(はいじかいきん)」
4.耳の根元を前方に回す「前耳介筋(ぜんじかいきん)」
5.外耳を回す「深耳介筋(しんじかいきん)」

フレンチブルドッグの耳の動きでわかる気持ち4つ

フレンチブルドッグの耳の動きでわかる、主な感情は4つです。

①耳を後ろに折りたたむ⇒服従・不安
②耳を立てて前に向ける⇒威嚇・集中・緊張
③耳を横に向ける⇒不安・警戒
④耳を後ろに倒す⇒不満

不安や警戒心があると、顔を動かさずに耳のみを動かして周囲の音を聞くことが特徴です。

さらに詳しく、耳の動きごとの感情を見ていきましょう。

穏やかな表情で耳が立っているとき

穏やかな表情で耳が立っているときは、何かに注目している時です。

例えば、興味を示したり、驚いたりしたときなどです。

同時に、少し首をかしげたり口を開いたりしている時には、好奇心を持っているといえます。

険しい表情で耳を立てているとき

険しい表情で耳を立てているときは、威嚇している時です。

歯をむきだしている場合は、攻撃態勢に入っている時だといえます。

耳を後ろに倒しているとき

フレンチブルドッグが耳を後方に倒しているときは、不安や恐怖を感じているときです。

耳を倒した状態で歯をむき出しにしている場合は敵対心がある、怯えているのであれば降参している状態だといえます。

ただし、穏やかな顔をして飼い主さんを見ているのであれば、不安や恐怖ではなく撫でてもらうことを期待しています。

撫でやすいように、耳を後ろに倒しているのです。

耳を横に倒しているとき

フレンチブルドッグが耳を顔の外側に広げて倒しているときは、不満を持っている状態です。

また、フレンチブルドッグ同士が近付き、尻尾を立てて耳を横に倒している場合は喧嘩をする場合があるため注意しましょう。


フレンチブルドッグの耳の動きを観察してコミュニケーションを取ろう

言葉を話せないフレンチブルドッグにとって、耳は感情を伝えるためのツールのひとつです。

フレンチブルドッグの耳の動きを観察し、何を感じているのか、どのように接すれば良いのかを判断してあげましょう。

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