フレンチブルドッグが前足で大事なところを掻く行為は、一般に「チンスリ」「チンコネ」と呼ばれています。
「チンスリ」「チンコネ」にはいったいどんな意味があるのでしょうか。
フレブルが股間をこする、こねる「チンスリ」「チンコネ」の理由と、病気なのかどうかを解説します。
フレンチブルドッグが股間をこする「チンスリ」「チンコネ」の原因
「チンスリ」「チンコネ」とは、フレンチブルドッグが自分の手で大切な部分を「すりすり」すること。
性器を刺激することで快感を得るため、この行為を繰り返すと言われています。
性的刺激といっても、ただ興奮するだけではなく、恍惚とした表情を浮かべる子もいれば、無邪気に触るだけという子もいます。
股間をこするのは病気の可能性は低い
犬にどう感じるかを聞くことができないので、正確なことはわかっていません。
しかし、「チンスリ」「チンコネ」は繰り返すことから、“気持ちいい “と感じているようです。
人間と違って、ただ「気持ちいい」とか、「触れていると落ち着く」という可能性もあります。
人間の子供でも、緊張しているとき、落ち着きたいとき、リラックスしているときなどに股間を触る子がいます。
幼い子供でも、毛布などを体の間に挟んで性器を刺激することがあります。
ちなみに、メス猫の中にもこのようなことをする子がいて、飼い主に股間を拭いてもらうと同じような表情をする子もいます。
「チンスリ」はフレンチブルドッグ以外の犬種もやる?
他の犬種も性器を刺激するような動きをします。
体を丸めて舐めたり、地面やベッドに体をこすりつけたり、マウンティングの際に性器を人の足に押し付けることもあります。
しかし、「ちんすり」型は、他の犬種ではほとんど見られません。
なぜフレンチブルドッグに多いのか?
フレンチブルドッグのように、安定した姿勢で座り、前足が性器に触れるほどの犬はそれほど多くありません。
フレンチブルドッグが「チンスリ」をするのは、特異な体型がこのような行動につながりやすいからです。
たまたま前足が触れてしまうと、その行動が自動的に強化されてしまうのかもしれません。
つまり、すべてのフレンチブルドッグがそれをするわけでもないのです。
フレンチブルドッグのチンスリはやりすぎなければ問題ない
どんな行動も愛犬に聞いてみなければ本当の理由はわかりません。
どんな行動もやりすぎは問題です。
フレンチブルドッグのチンコネ、チンスリ行動が身体的な問題を引き起こしているのであれば、止める必要があります。
ほかのものに気をそらす、フレンチブルドッグの手を押さえて止めるなど、行動を変えられるように、工夫しましょう。
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