犬の健康診断の検査項目7つと費用の目安

犬の健康診断の検査項目7つと費用の目安

動物病院で行う犬の健康診断の費用は、病院がある地域や病院の立地、オプション検査を受けるかどうかで大きく変わります。

犬の健康診断にかかる費用は、都市部の病院の方が若干高い傾向にあります。
理由は、飲食店や小売店と同様に、土地代が高いためその分を医療費に上乗せしなければならないためです。

具体的にどの程度の費用がかかるのか、費用目安と健康診断の検査項目について詳しく紹介します。


犬の健康診断の費用と検査項目

犬の健康診断では、様々な検査を受けられます。
なお、検査項目ごとの検査費用に加え、初診料もしくは再診料として1,000円程度がかかります。

検査項目①体重測定

体重測定は検査項目に入るものの、別途費用がかかる項目ではありません。

検査項目②体温測定

こちらも別途費用がかかる項目ではありません。
犬の平熱は以下の温度が目安です。

●成犬の平熱:37.5~38.5℃
●子犬の平熱:38~39℃

検査項目③検便

便の臭いや硬さ、色、顕微鏡を使用した寄生虫検査を行います。
検便をする際には、検査前の2時間以内に出た便を病院に持っていく必要があります。

長時間放置された便からは寄生虫が卵から孵化することがあり、正しい検査結果が出ないため注意しましょう。費用は737~897円程度です。

検査項目④血液検査

採血料は727円、生化学検査料は4,625円程度が目安です。
また、ウイルスや寄生虫の検出をする際にはオプション料金がかかることがあります。

さらに、生化学検査では血液系疾患を調べることが可能であり、輸血が必要な際に血液型を知っていると便利です。
ただし、検査費用は5,432円と若干高いです。

検査項目⑤尿検査

泌尿器系の疾患を調べられます。
尿の採取料金は1,127円~1,549円、検査料金は1,432円程度です。

検査項目⑥エックス線検査

一般的な撮影は3,931円程度です。
尿管や膀胱(ぼうこう)の病気を調べる必要がある場合には尿路造影が行われ、費用は7,107円程度でしょう。
胃や腸に異物がある場合の消化管造影は7,911円です。

検査項目⑦心電図検査

不整脈、心室肥大、冠状動脈疾患などを調べられます。
検査費用は2,521円程度です。

動物病院のHPに費用が掲載されていない理由

動物病院のホームページでは、検査項目や検査費用が掲載されていません。

理由は、獣医療法施行規則により、検査費用に関する内容を掲載すること(広告すること)が禁止されているためです。

費用に関する広告を出すと、動物病院同士で低価格競争が起こり、獣医療の質の低下を招くことがあります。

また、医薬品医療機器等法(薬機法)で定められた範囲内で検査について掲載しなければならないことから、法的な解釈が難しく、費用や検査項目については電話や直接の問い合わせで回答している病院が多いのです。

犬の健康診断と一緒に受けておきたいワクチンについて

犬の健康診断と一緒に受けておきたいワクチンについて
犬の健康を守るためには、健康診断だけではなくワクチンも接種する必要があります。
犬のワクチンの接種費用と、ワクチンの必要性について紹介します。

犬がワクチンを接種すべき理由

犬が受ける混合ワクチン接種は、犬がかかりやすい病気に対する免疫力を高める目的で行います。

子犬の場合、母犬からの受動免疫(病気に対する抵抗力)がありますが、徐々に免疫力が低下します。

離乳の時期には、以下のような伝染病にかかりやすいため、ワクチンを接種することが重要です。

●ジステンパー
●パルボウイルス
●レプトスピラ
●伝染性肝炎
●パラインフルエンザ
●アデノウイルスI型、同II型

特に感染確率が高いジステンパーウイルス、パルボウイルスに対するワクチンは、接種することが推奨されています。

犬の混合ワクチン接種費用とタイミング

犬の予防接種は、どこの動物病院でも可能です。
接種費用は5~6種混合ワクチンが1回5,000~7,500円、8~10種が1回5,000~10,000円程度。
ジステンパーウイルス、パルボウイルスなどに絞ると、接種費用は低くなります。

なお、犬の体重が軽ければワクチンの接種費用が安くなるわけではありません。
犬の混合ワクチンを接種するタイミングは、生後6~8週頃に1回目、更に2~4週間隔をあけて2回目、生後16週以降で3回目を接種します。

犬をペットショップで購入した場合、基本的に1回目のワクチンの接種は終えてから引き渡されます。


健康診断とワクチン接種で愛犬の健康を守ろう

ワクチン接種は世界的に推奨されているものであり、伝染病にかからないように予防する目的で行います。

健康診断は半年~1年に1回、気になる項目だけでも受けておくと良いでしょう。
特にシニア期に入る犬の場合、元気そうに見えても内臓疾患になりかけている、もしくは発病している可能性があります。
健康診断を受けて異常がなくても、損をするではありません。
愛犬の健康を守るためにも、子犬のワクチン接種と、定期的な健康診断を行いましょう。

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