ペット保険に加入しないと後悔することも!保険の必要性と比較方法

ペット保険に加入しないと後悔することも!保険の必要性と比較方法

チンチラ、ハムスター、ハリネズミ、モルモット、フェレットといったエキゾチックアニマルのほか、野良猫から飼い猫になったペットや、トイプードル、ミニチュアダックス、ミックス犬など、ペットを飼っている場合にはペット保険に加入するケースが一般的です。

しかし、ペット保険は「いらない」「人間と同額の保険料なんて詐欺だ」と考える方もいるでしょう。

そこで、ペット保険に加入しないことで後悔するかも知れない理由や、保険の必要性と選び方まで詳しく解説します。


ペット保険の必要性

エキゾチックアニマル、犬、猫などペットを飼っている場合に、ペット保険に加入した方がよい理由を紹介します。

ペット保険の必要性

エキゾチックアニマルや、野良猫から飼い猫になったペットや、トイプードル、ミニチュアダックス、ミックス犬などは、人間と同様に病気や怪我をする可能性があります。

特に、以下の病気については犬や猫が経験するケースが多いです。

●皮膚炎
●膀胱炎
●胃腸炎

また、誤飲や骨折、脱臼といった事故も少なくありません。
人間とは異なり、公的健康保険制度が存在しないペットの診療費や治療費は高額です。
そのため、万が一に備えて保険に加入する必要があります。

ペットの医療費はいくら?

東京都福祉保健局が行った調査では、ペットにかかる1年間医療費は以下の通りです。

●犬:30,000~60,000円程度
●猫:10,000~30,000円程度

例えば、犬のアレルギー性皮膚炎の治療であれば投薬通院2回で約30,000円、猫がなりやすい尿石症では2泊3日の入院治療で12万円ほどかかる場合もあるのです。

犬猫だけではなく、エキゾチックアニマルでいえばウサギの不正咬合の治療は定期的に通院しなければならず、医療費がかかります。
あくまでも平均値
であり、大きな病気や骨折などになればさらに医療費がかさみます。

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うさぎの不正咬合と治療方法

費用面から見るペット保険のメリット

大手ペット保険会社が行った調査では、ペット保険に加入後1年以内に請求を行う飼い主さんはおよそ60%です。
また、手術費用の保険金を請求したケースとしては、0~6歳が50%以上にのぼります。

低い年齢のペットの保険金請求が多い理由は、高いところからの飛び降りたり、フローリングで滑って転んだりする事故が多いためです。

ペット保険金を請求した人の割合を見ても、ペット保険の有用性は高いといえます。

ペット保険の選び方

ペット保険に加入してから後悔しないように、ペット保険を比較する際のポイントを紹介します。

ペット保険会社ごとに補償内容が違う

ペット保険に加入する際には、保険会社ごとに補償内容が違うため、補償内容を比較することが大切です。
基本的には通院・入院・手術が補償対象ですが、免責事項を設定しているケースも少なくありません。
犬種や猫種ごとにリスクが高い病気も存在するため、飼育している動物の種類ごとに補償内容を確認しましょう。

貯蓄すべきか保険に加入すべきかについて

ペット保険は返戻金や蓄えられるものではなく、税制の控除もありません。
つまり、掛け捨てです。

保険に加入しない理由として、病気や怪我をせずに一生を終えたら無駄になると考える人もいるでしょう。

そのため、ペット保険に加入せずに「自分で貯蓄する」という人もいます。

貯蓄をする場合には、大きな病気や長期入院、想像以上に医療費がかさむことも念頭に、貯蓄をする必要があります。

1回の診療費は安くても継続すると大きな出費になる

病気や怪我の程度によっては、大きな診療費が必要になる場合や、通院費がかかる場合があります。
1回あたりの診療費は安くても、数年間、定期的に通院すれば大きな出費になるのです。

病気や怪我は予想できないものです。
一定の貯蓄があれば多少の医療費であればカバーできますが、病気や怪我の程度によっては貯蓄の範囲を超えてしまうこともあるでしょう。

貯蓄額が少ない段階では不安を覚えるものですが、ペット保険であれば加入した直後から幅広い補償を受けることが可能です。
いつ、どのような治療費がかかるか想定できないことから、ペット保険に加入しておいた方が安心できるでしょう。

ペット保険は「損得」ではない

ペット保険は、年間もしくは月々保険料を支払うことで補償されます。
掛け捨てではありますが、費用対効果は高いでしょう。

ペットに十分な治療を受けさせてあげられるよう、また、家計を圧迫しないためにも、ペット保険への加入を検討することが大切です。

「今は元気だから」と考えていても、年齢が上がると加入制限がかかったり保険料が高くなったりするため、早めに備えておく必要があります。

ペット保険は損得勘定ではなく将来への備え

ペット保険は、損得勘定で考えるのではなく、予測不可能な病気や怪我に備えるものです。
しかし、高額な保険料に見合わない補償内容では意味がありません。

そのため、複数のペット保険会社の補償範囲やプランを確認することが重要です。
どの保険が良いか分からない!という方は、資料を一括請求してゆっくり比較しましょう。



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