「コーンスネークに噛まれた場合にどうなるのか」「対処法を知りたい」と不安を覚える方もいるでしょう。
コーンスネークは大人しく穏やかな性格のため飼いやすいですが、状況によっては人間を噛むこともあります。
しかし、噛む原因は飼い主さんにあるケースも少なくありません。
そこで、コーンスネークが噛む理由や、噛まれない方法、噛まれた場合の対処法を紹介します。
最後まで読んで、安全にコーンスネークを飼育しましょう。
コーンスネークが噛みついたり威嚇したりする理由
爬虫類は、人間とスキンシップを取りたがらない生き物です。
しかし、人間にペットとして飼われているコーンスネークはハンドリングでスキンシップを取ることがあります。
コーンスネークからすると、楽しい時間ではないといえます。
コーンスネークは、自分の身に危険を感じると尻尾を震わせ音を立てて威嚇します。
人間がいきなり触ると、コーンスネークは自分の身に危険を感じる可能性があるでしょう。
警戒しており、噛みそうなときは、飼い主さんが察して近づかないようにすることが大切です。
コーンスネークに噛まれないようにする方法
コーンスネークに噛まれないように、安全に飼育するためにはどうすれば良いのでしょうか。
●ピンセットを利用して餌をあげる
●不機嫌なときには近づかない
●正しくハンドリングをする
●穏やかそうな性格の個体を選ぶ
確実ではありませんが、ポイントを押さえればコーンスネークに噛まれないようにできるでしょう。
ピンセットで餌をあげる
コーンスネークに餌をあげるときには。、ピンセットを使用することが一般的です。
他のペットのように。、手で食べさせるのは危険なため止めましょう。
餌が間違えて指を噛まれる可能性があります。
不機嫌そうなときにはハンドリングをしない
コーンスネークの機嫌が悪そうなときには、近づかないようにしましょう。
不機嫌なときには、手を近づけるだけで威嚇音を出します。
「シュー」という音がしたら近づかないようにしましょう。
特に、脱皮前はストレスを感じており、不機嫌になっています。
また、ケージの掃除や水替えをしたい場合でも、機嫌が悪そうなときには様子を見ましょう。
非常に汚れているわけではなければ、すぐに綺麗にしなくても悪影響はありません。
正しくハンドリングをする
正しくハンドリングをすると、噛まれるのを予防できます。
顔の前にいきなり手を出す、尻尾をつまんで持ち上げるなどは、噛まれる可能性があります。
ハンドリングをする際には、コーンスネークのお腹の部分に手を入れて、手のひらと指ゆっくり持ち上げます。
コーンスネークが動く方向に手を出して、道を作ってあげましょう。
性格が穏やかそうな答えを選ぶ
性格が穏やかで大人しそうな個体を選ぶことも、噛まれないようにする対策方法のひとつです。
まだコーンスネークを購入しておらず、目星もつけていないときには、大人しそうな性格のコーンスネークを選びましょう。
凶暴なコーンスネークは、プラスチックのカップやガラス越しに手を近づけるだけでも威嚇音を出します。
反対に、近づくと逃げたり人間に興味を示さないコーンスネークは、おとなしい、もしくは臆病な性格です。
コーンスネークを購入するときには店員さんに積極的に質問して、おとなしそうな個体を選びましょう。
コーンスネークに噛まれた時の対処方法
コーンスネークは毒を持っている種類ではありませんが、口内には雑菌が存在しています。
コーンスネークは、サルモネラ菌を持っている可能性が高いでしょう。
万が一コーンスネークに噛まれた場合には、水で洗って消毒します。
なお、噛まれたときは指や手を引っ張らず、動じないことが大切です。
噛まれた状態で数秒待つと、コーンスネークが口を離してくれます。
時間が経っても噛んだままのときには、口を手であけて離しましょう。
コーンスネークは人間になつくのか
コーンスネークを始め、ヘビは人間になつくことはないといわれています。
人間に「慣れる」だけであり、なつくわけではないため、無理にスキンシップを取るとコーンスネークがストレスを感じるでしょう。
蛇をペットにしている飼い主さんも、ハンドリング肯定派と否定派に分かれているのです。
ハンドリングを行って人間に慣れさせると、ゲージを掃除する際にストレスが軽減したり、掃除をしやすくなったりすると考える肯定派の方がいます。
しかし、蛇にとってはハンドリングそのものがストレスだから、やめたほうが良いと考える否定派の人もいます。
餌をあげるゲージを掃除するなどで、少しずつ人間に離れさせるとハンドリングをしやすくなります。
ただし、長い時間ハンドリングをするとコーンスネークはストレスを感じるため、短時間にしましょう。
さらに、強く握る、不安定な持ち方をする、頭を触るなどはストレスになるため、ハンドリングをする際に行わないことが大切です。
ペットとして飼っていると人間に近づくことはありますが、「餌をもらえる」と考えて寄ってくるだけです。
「なつかれている」と思い、急にハンドリングをすると、噛まれたりストレスになったりするため注意が必要です。
コーンスネークに噛まれないように正しく接しよう
コーンスネークに噛まれないようにするために、は無理にハンドリングをしないことや、不機嫌のときには近づかないことが大切です。
まだコーンスネークも飼い始める前であれば、大人しそうな個体を選ぶこともポイントだといえます。
噛まれないように、正しい方法でコーンスネークとコミュニケーションを取りましょう。
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