スッポンは大きな水槽が必要?奇形のリスクと必要な飼育グッズ

スッポンは大きな水槽が必要?奇形のリスクと必要な飼育グッズ

甲羅は柔らかいことが特徴で、奇形になりやすいため、適切な水槽で飼わなければなりません。

健康を維持にするためには、ある程度の大きさの水槽が必要であり必要です。

そこで、スッポンを飼育するための水槽の大きさや、必要なグッズ、レイアウト方法を紹介します。


スッポンに適した水槽のサイズ

スッポンは、最低45×90cmの水槽が必要です。

甲羅がぶつかり、傷がつかないよう、強度が高いガラスの水槽を使用しましょう。

スッポンは甲羅が柔らかいため、水槽が小さいと甲羅が変形して命に関わります。

そのため、スッポンを飼う水槽のサイズ選びは非常に重要です。

スッポンの飼育に必要なろ過フィルター

スッポンは糞の量が多く水が汚れやすいため、濾過フィルターを入れておきます。

水量が少なくても使用できるコーナーフィルター、もしくは投げ込み式フィルターを使いましょう。

1週間に1度フィルターの掃除をすることが大切です。

紫外線ライトとバスキングライトを設置する

スッポンは水の中で過ごしている時間が長いですが、紫外線ライトとバスキングライトが必須です。

バスキングライトは35度程度の高温になるスポットを作るものであり、起床後や食後に体を温められる場所を作ってあげます。

紫外線ライトは、カルシウムの吸収する際に必要なビタミンDを生成します。

スッポンの飼育環境に紫外線が不足すると、甲羅の変形や皮膚病にかかる可能性があるため、2種類のライトを設置しましょう。

床材は厚みを出す

スッポンは砂の中に潜る習性があるため、全身が入る程度に厚めに砂を敷きます。

砂はスッポンが傷つかないように、粒が丸くて小さいものを使用します。

水槽には必ず蓋をつける

スッポンは立ち上がって脱走することがあるため、必ず水槽の蓋を閉めます。

基本的には屋内飼育がおすすめですが、屋外で飼育したい場合にはカラスや猫に襲われることがあるため、金網の蓋をすることも重要です。

スッポンの水槽のレイアウト方法

水深は浅くして、スッポンが後ろの足で立った際に水面から顔が出るようにしましょう。

また、陸に上がりやすいようレンガを重ねたり、亀用のアイテムを使用したりするのがおすすめです。

水槽の水は、カルキを抜いてから入れることも大切です。

スッポンの甲羅の掃除

スッポンは紫外線をしっかり当てる時間を作ります。

甲羅干しをすると、
病気の予防や、丈夫な甲羅に育てることにつながります。

また、月に1度、甲羅についているコケを柔らかいスポンジや歯ブラシで落としましょう。

コケを放置すると簡単に落とせなくなるため、こまめに掃除をしてあげることが大切です。

スッポンは大きめの水槽を用意するのがオススメ

ベビーのスッポンは小さいため、小さい水槽を購入する方も多いです。

しかし、成長してからも小さい水槽を使い続けると、甲羅の変形や病気につながります。

水槽を買い換えることを考えると、初めに大きなサイズの水槽を買ったほうがコストパフォーマンスが良いです。

また、紫外線ライトとバスキングライト、フィルターなども用意して、スッポンが過ごしやすい環境を作ってあげましょう。

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