クレマチス・インテグリフォリア系は、ほかの種類とは異なる特徴があります。
そのため、個性があるクレマチスを探している方におすすめです。
クレマチス・インテグリフォリア系の特徴や、植え付け~剪定までの育て方を紹介します。
クレマチス・インテグリフォリア系とは?
クレマチス・インテグリフォリアは、北半球に自生しています。
5~10月に花を咲かせ、ピンク、紫、青、白の花があります。
花弁が湾曲になる、ベル状になる、ねじれるなど個性があり、品種ごとに違いがありますが、寒さに強く暑さに苦手なものが多いです。
また、ツル性がない木立性の品種が多いため、鉢植えで育てやすいです。
クレマチス・インテグリフォリア系の育て方
クレマチス・インテグリフォリア系の植え付け~剪定までの育て方を紹介します。
植え付け
クレマチス・インテグリフォリア系は、12~2月に植え付けをします。
しかし、真夏以外はいつでも受付可能です。
また、日当たりが良い場所にしましょう。
地植えの場合、6時間程度は日光が当たる場所が理想です。
なお、夏は直射日光が当たらないよう注意が必要です。
土と肥料
クレマチス・インテグリフォリア系は、通気性がある土を使用します。
鹿沼土を混ぜ、水はけを重視しましょう。
草花用培養土、クレマチス専用土も利用可能です。
また、植え付け前に元肥を施し、追肥は2週間に1度液肥を加えます。
水やり
クレマチス・インテグリフォリア系を地植えしている場合、水やりは不要です。
鉢植えで生育するのであれば、土が乾いたら水を与えましょう。
また、クレマチス・インテグリフォリア系を鉢植えで育成する場合は、2年に1度植え替えをします。
剪定
クレマチス・インテグリフォリア系は剪定をしなければなりません。
12月から1月に剪定をすると、花付きが良くなります。
地面から30cm程度の高さになるよう、生育期前に剪定しましょう。
クレマチス・インテグリフォリア系を挿し木で増やす方法
クレマチス・インテグリフォリア系は、挿し木を利用して増やせます。
枝を8cm程度切って、30分程度、切り口を水に浸します。
土に挿して、水切れさせないように注意していれば、1ヶ月ほどで根が出ます。
根が出て安定したら、植え替えをしましょう。
クレマチス・インテグリフォリア系の病害虫
クレマチス・インテグリフォリア系は、さび病やうどんこ病にかかることがあるため、通気性を重視してカビが付かないようにしましょう。
また、ヨトウムシやアブラムシ、ナメクジが付く可能性があります。
剪定の際に、虫がいないか確認することが大切です。
クレマチス・インテグリフォリア系を育てよう
クレマチス・インテグリフォリア系は、初めて育てる方にもおすすめの品種です。
夏越し、冬越しでも、特別な対策をする必要がありません。
また、花も美しく咲き、ガーデニングを楽しめます。
クレマチス・インテグリフォリア系で庭を彩ってみましょう。
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