常緑のウエストリンギアは、丈夫で育てやすいのが魅力です。
生垣としても鉢植えやグランドカバーとしても重宝する、ウエストリンギアの育て方を解説します。
ウエストリンギアの特徴
ウエストリンギアは、オーストラリア原産、シソ科の常緑低木です。
ウエストリンギアは霜が降りなければ屋外でも越冬でき、生垣や庭木としても人気があります。
また、開花時期が4~10月と長く、日当たりの良い場所を好みますが、じめじめした暑さは苦手です。
なお、病害虫には強い傾向があります。
ウエストリンギアの育て方
ウエストリンギアは加湿に弱いので、水をやり過ぎないようにしましょう。
土がしっかり乾いたら、たっぷり水を与えます。
また、日当たりの良い場所に置いて育てることが大切です。
鉢植えの場合は、夏の間半日陰の涼しい場所に移します。
ウエストリンギアは水が多すぎると根腐れするので、梅雨の時期は雨が当たりにくい軒下などに移す必要があります。
なお、肥料は少なめにして、春と秋に少量の緩効性肥料を与えましょう。
増やすときは挿し木をして、植え替えは2年に1回程度を目安に行います。
ウエストリンギアを育てる際の注意点
ウエストリンギアは、水を多く与えすぎないことが大切です。
梅雨時の長雨に当たると根腐れしやすいため注意しましょう。
また、ウエストリンギアは夏場のじめじめした暑さも苦手なので、暑い時期は朝水を与えることはNGです。
土の中の水が高温になり根腐れするので、水やりするなら夕方がおすすめです。
さらに、ウエストリンギアを剪定する場合は、花が終わった後、伸びすぎた枝を切りそろえる程度にしましょう。
ウエストリンギアは開花株選びが大切
ウエストリンギアが丈夫に育つかどうかは、最初に良い開花株を購入することが大事です。
小さい鉢に植えられている場合は、育て始めるときに少し大きめの鉢に植え替えてあげましょう。