多肉植物オーロラとは?育て方や増やし方を紹介

多肉植物オーロラとは?育て方や増やし方を紹介

ぷっくりとしたかわいらしい葉が魅力の多肉植物の中でも、色の美しさで人気が高いのがオーロラ。オーロラの育て方や増やし方を解説します。

多肉植物オーロラとは

セダム属に分類される多肉植物、虹の玉の斑入り品種がオーロラです。
夏場は薄い緑色ベースの白い斑入り、寒くなってくると葉先が濃いピンクに染まり、美しいグラデーションが見られるようになることからオーロラと呼ばれます。

暑さにも寒さにも強い虹の玉と比べると、暑さや直射日光に弱く繊細なところがあるでしょう。

オーロラを育てる際のポイント

オーロラは日当たりを好みますが、夏場の直射日光に当てると、葉焼けを起こしやすいため注意が必要です。
日当たりの良いところに置くと、ツヤがよくなり、葉の枚数も多くなります。
反対に、日光の量が足りないと徒長してしまいます。

屋内ならレースのカーテン越しによく日が当たる場所、屋外なら明るい日陰が適しているでしょう。
また、成長期は春と秋。
成長期はたっぷり水を与えますが、葉に水を貯えるので、多肉植物の中では水やりの回数は少ない方です。

夏場は休眠期なので、水やりはほとんどいりません。
オーロラは群れに弱いので、水やりは控えた方が良いでしょう。

冬も休眠するので、ほとんど水やりは必要ありません。
肥料もほとんどいらないです。

オーロラの増やし方

オーロラは、挿し葉で増やすのは難しく、斑入りで葉緑素が少ないため根が出ても定着しづらいです。
オーロラは挿し穂で増やすし、先端を切ると脇芽が出てきます。
脇芽を切り、土に挿しておくと、1カ月ほどすると根が出てくるでしょう。
挿し穂は日陰に置いて水を与えず、しっかり根が出てきたら植え替えます。

きれいなオーロラを楽しもう

オーロラは日当たりや風通し、水やりに注意して育てれば、冬場の寒い時期に部屋を明るく彩ってくれます。ぜひ育ててみましょう。


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