アオジタトカゲを飼育する際には、怪我をしたり病気にかかったりしないよう注意が必要です。
アオジタトカゲの病気は気づきにくいと言われていますが、皮膚病はすぐに発見できるケースが多いです。
すぐに発見できれば早期治療・回復ができる病気のため、日頃からよく観察することが大切です。
アオジタトカゲがかかりやすい皮膚、症状や対処法を紹介します。
アオジタトカゲがかかりやすい皮膚病
アオジタトカゲがかかりやすい皮膚病は、主に四つ挙げられます。
それぞれの主な症状を見ていきましょう。
膿傷
アオジタトカゲもの皮膚の下に膿が溜まります。
傷から細菌が感染する、寄生虫や湿度が高い、餌の栄養が足りていないなどが原因です。
寄生虫に感染すると、膿が溜まるだけではなくアオジタトカゲてストレスになるため、注意が必要です。
脱皮不全
アオジタトカゲの脱皮不全は、脱皮の際に皮が綺麗に脱げず、体に引っかかる状態です。
また、古い皮が引っかかったり残ったりした部分は放置すると壊死します。
細菌感染
アオジタトカゲの呼吸器・消化器に細菌感染すると口の中が炎症を起こします。
皮膚病とは少し異なりますが、口の周辺に膿がついていた場合は口内炎の可能性が高いです。
アオジタトカゲが皮膚病になった場合の対処法
アオジタトカゲの皮膚病と原因がわかったら、対策や治療が必要です。
アオジタトカゲがかかりやすい皮膚病ごとの、対処法を紹介します。
膿傷
アオジタトカゲの皮膚が膿んでいる部分を手術で切除します。
切除した部分は消毒液で清潔にして、抗生物質の外用薬を乗ります。
寄生虫に感染している場合には駆除薬を飲ませるか、皮膚に注射を打って対処します。
寄生虫に感染している場合は、アオジタトカゲの体だけではなく飼育ケージも丸洗いして、再度寄生虫による感染を起こさないようにしなければなりません。
脱皮不全
アオジタトカゲの脱皮不全は、ケージ内の湿度が低いと起こりやすいです。
脱皮不全になっている場合には、アオジタトカゲの皮膚に霧吹きで水をかけて、残った皮を柔らかくして取り除きます。
脱皮不全を予防するためには、ケージ内の湿度管理して、湿度が低い場合には飲み水を多めに入れるようにしましょう。
アオジタトカゲの皮膚病は飼育環境を整えて防ごう
アオジタトカゲの皮膚病は、膿がたまる、寄生虫や細菌感染、脱皮不全が挙げられます。
いずれもケージ内を清潔に保つと予防できます。
皮膚病は発見しやすい病気のため、異変があった場合には早めに治療しましょう。
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